スティーブンホールの代表作 ヘルシンキ現代美術館キアズマ
ヘルシンキ現代美術館キアズマです。キアズマとは交差。この不思議な形態は、この土地が様々な都市グリッドの合流点であることとアルヴァ・アアルト設計のフィンランディアホールやエリエルサーリネンの中央駅に挟まれていること、そして遠くの港に向かって解放できる可能性をもった三角の土地からの生成によります。
設計はアメリカの建築家スティーブン・ホール
そしてこちらがエントランス側
スチールフレームの庇を通り内部へ。
まず、白い吹抜け空間が目の前に拡がります。そこの中央部を斜めに昇っていくスロープ。そして明るい光天井。
このエントランスがこの建物を物語っています。訪問者は、この斜めのスロープを昇り、傾斜した壁のある展示室を見て廻るわけですが、先がカーブしているので次から次へと展示室が展開されていきます。展示室から展示室の移動にはこのエントランスの吹抜け空間を通り抜けていくような構成。
スロープの奥からエントランスを見たところ。
スロープの先にある螺旋階段
で、内部なんですが、時間切れの為入館できませんでした。
また次の機会に訪れたいと思います。