アルヴァ・アアルト美術館 アアルト設計の建築コンセプトが一目でわかる素晴らしい展示の美術館
建築の美術館ですが、アルヴァ・アアルトがどのように考えて設計したかそのコンセプトやスケッチ、そして模型が建物毎に実にうまく展示されていて解りやすく、しかも建築の素人にも楽しめる内容になっています。展示パネルの色や文字 […]
アルヴァ・アアルト美術館 人を導くうねる階段手すり
それでは、アルヴァ・アアルト美術館の方に入っていきます。玄関の扉を開けますと、左が受付とその奥にショップとクロークスペース。白い半円筒のタイルが貼られた丸い柱。アルテック社の椅子や木カウンターがさりげなく置かれてい […]
アルヴァ・アアルト ユベスキュラ アルヴァ・アアルト美術館 アラビア社製の白い煉瓦タイルと半円柱ボーダータイルによる縦ラインを強調した外観
ユベスキュラ教育大学のすぐ近くにある、アルヴァ・アアルトの建築作品を展示する美術館で す。1973年竣工のアルヴァ・アアルト75歳の時の建物で最晩年の作品の一つ。扇形の平面、ハイサイドライトからの光をふんだんに採 […]
アルヴァ・アアルト フィンランディアホール 白亜のヘルシンキの記念碑的ホール
ヘルシンキアルヴァ・アアルトが設計した建物と言えば、まず一番に挙がるのが、この建物でしょう。フィンランディアホールです。1962年から71年にかけてできた建築で、アルヴァ・アアルトが都市計画を行い、その中に自ら設計 […]
アルヴァ・アアルト 文化の家 宙に浮くような軽快で存在感のある庇
この文化の家の水平庇ですが、良く見ますと2段構成 手前は細く水平ラインを強調し、上は雨を処理しています。これだけのボリュームの2つの建物を繋ぐわけですから。細すぎるのも違和感があり、太いとやぼったく見えます。丁度良い。そ […]
アルヴァ・アアルト 文化の家 ホールと事務所の2つの建物を繋ぐ水平の大きな庇
アルヴァ・アアルト設計の文化の家です。フィンランド共産党の本部で、赤い煉瓦の建物がホール、右の四角い建物が事務所です。その2つのボリュームある建物を正面の長い水平庇が繋いでいるという構成。 アルヴァ・アアルト美術館 […]
アルヴァ・アアルト アカデミア書店 気持ち良くすごせる本屋さん
この気持ちよさは何なんでしょうか。 まずは、この建物の最大の魅力である、逆三角形のトップライト。高度が低い北欧の太陽の光を内部まで反射させて全体を明るくする装置なんですが、その発想といいデザインといい、驚くばかりです。 […]
アルヴァ・アアルト ヘルシンキ アカデミア書店 通りに対して配慮した銅板のファサード
ヘルシンキ中央駅の近くにあるアルヴァ・アアルト設計によるアカデミア書店です。 この建物は2つの通りの交差点にあり、その銅板で包まれた外観は、重厚で存在感があります。窓廻りに注目しますと、片側の通りに面する部分は窓の枠 […]
ヘルシンキ カンピ静寂の礼拝堂 モミの木を曲げて造った円筒型の礼拝堂
ヘルシンキ中央駅からすぐ近くのカンピ広場に建つ木造の礼拝堂 廻りが古い石造、コンクリート造そして近代建築で囲まれているのでこの木の建築はひときわ目に付きます。2012年の完成ですから4年の歳月が経ちますが、外壁の細い木 […]
スティーブンホールの代表作 ヘルシンキ現代美術館キアズマ
ヘルシンキ現代美術館キアズマです。キアズマとは交差。この不思議な形態は、この土地が様々な都市グリッドの合流点であることとアルヴァ・アアルト設計のフィンランディアホールやエリエルサーリネンの中央駅に挟まれていること、そして […]
ヘルシンキ テンペリアウキオ教会 銅の円盤天井を持つ岩をくり抜いてできた教会
さて、ヘルシンキに戻ってきました。 岩の教会とも言われるテンペリアウキオ教会を訪れます。 丘の上に建つ教会ですが、外からはその姿はわかりません。ドーンと建ついわゆる教会建築ではなく、岩をくり抜きその中に設けられています […]
フィンランド国民年金協会 天井輻射熱パネルのある明るい社員食堂
社員を大切にする会社は伸びる。それはそうだと思います。会社はそこで働く人そのものだから。で、働くスペースも大切ですが、一息つける場所はそれと同じぐらい大切です。会社で言いますと社員食堂なんかはその一つですよね。このフィ […]