林芙美子の家 取次の間がある玄関
人気作家の林芙美子邸には毎日多くの来訪者があったそうです。そのお客様に対応するのが、玄関に設けられた2畳程度の取次の間。玄関の来訪者の目線と取次の間に座った家人の目線が合う高さに設けられています。
この間があることで、床の間のような玄関が構成されています。
まずは、玄関の外の石畳み
そして玄関脇に設けられた家のお守り
正面に取次の間
見返しますと脇にはベンチが設けてあります。
玄関天井の板張りが陰影が出て美しい貼り方をしていました。
取次の間の右を見たところ。右の奥が客間
林芙美子の原稿を取りに、朝から多くの出版社の人がこの客間で待っていたそうです。
玄関を中心に、玄関の右が来客用のスペース。左にいくとプライベートなスペースになっているのがわかります。
平面図