志摩観光ホテル 軽快な屋根が重なる外観デザイン 村野藤吾

久しぶりに志摩観光ホテルを訪れました。村野藤吾が設計した高層ホテルです。西、東館からなっていましたが、今は東館が残り、サミットを機会にリニューアルされました。 外観は、村野デザインがしっかり残っています。各階に設けられた軽快な庇、エレベーター機械室搭屋の家型デザイン。掘りの深い窓廻りのデザイン。繊細で気品が漂う外観です。村野さんが78才の時の力作。 内部のホールは、すっかりリニューアル 中央に2階ロビーに上がる階段がありましたが、それがなくなり、平面的になっています。 開口部廻りの庭との関係は見事 エントランスロビーにある暖炉のある溜り ちょっとやり過ぎ