木造の本物の船が並ぶ博物館 海の博物館
木造の建物の中にコンクリートのプレキャスト梁で作られた建物があります。
ここには、沢山の木造の船が現役を引退し、陳列されています。それも相当な数です。ちょっと前までは、船大工さんが作っていた木造船。水平垂直の家の構造と異なり、船は機能的に曲面構成となります。しかも水が相手ですから止水性が一番大切です。それをいくつかの木のパーツを組み合わせ、削って作るわけですから、相当な熟練した技術が必要となります。今はこの船大工さんもほとんどいなくなりましたが、この技術は、伝えていかなければなりません。
外観は、白い壁と黒い屋根
エントランス
内部には沢山の木造船が展示されています。
その船を覆うのが、プレキャストコンクリートの屋根
梁の構造デザインは、丁度船底を見上げたようなデザインです。