植物が好きになる牧野富太郎記念館

高知で、次に訪れたのは植物分類学の父である牧野富太郎の業績を顕彰するために開園した高知県立牧野植物園です。この中に建築家内藤廣氏設計の牧野富太郎記念館があります。 まずはエントランス。 美しいオカメザサの刈り込みが目に飛び込んできました。勢いを感じる葉の形と目に優しい美しい黄緑。 中に入ってアプローチを進みますと、植えてある植物に全て名前のプレートが添えてあり、見慣れた植物もあーなるほどこんな名前なんだと改めて名前を知ることができます。すごく綺麗に管理されていて、今この時に咲いた花には花マークのプレートが添えられ、ここを歩いていくだけでも、植物に興味が湧いてきます。 高知の市街とその廻りの山々も望める高さ。 広い敷地ですが、高低差もありその高低差を生かした建物の設計になっています。 大きな屋根をくぐると、中庭が迎えてくれます。美しい楕円形の屋根とそれを支える木の梁、構造主体の鉄骨が見事。