多治見市 モザイクタイルミュージアム おにぎり建築
建築歴史家であり建築家である藤森照信氏設計の多治見市モザイクタイルミュージアムに立ち寄りました。モダン建築の枠から外れた建築で、しかも皆を魅了する建物を造り続けている藤森さん。この建物もどこか哀愁も感じさせるユーモラスで、楽しい建物でした。
建築は写真だけではわかりません。そこはその建物が建つ環境。この建物も写真ではどこか大きな広場か、草原に建つようなイメージでしたが、実際は、街のど真ん中。でも前面に広場を取っているので、伸びやかさを感じるんですね。
玄関まではスロープを曲がって下っていって入ります。このアプローチもワクワクする楽しさに溢れています。やっぱり考え方が自由なんですね。
おにぎりのような外観は、やっぱり行ってみたい衝動にかられます。
外壁は塗り壁で、そこにモザイクタイルがはめ込まれています。
玄関扉は、無垢板の重厚感ある扉。
どこか絵本の世界から出てきたような建物です。