ホーチミン サイゴン中央郵便局 駅舎のような現役郵便局

こちらは、ホーチミン市の観光名所の一つ、サイゴン中央郵便局 設計は、フランス建築家 ギュスターヴ・エッフェル。パリのオルセー駅を参考に造られたということで、確かに駅の感じがします。 ベトナムは、フランスの植民地でしたので、フランス本土のような建物が随所に建てられ、今でも残っている訳ですが、このサイゴン中央郵便局もその時代の建物。 1891年完成ですから今から120年以上前の建物。当時の色と今の外観の色は違っていて、当初は、薄いピンク色色でした。2015年に塗り替え 植民地に、統治国の建築様式が持ち込まれて建てられた建築様式をコロニアルと呼びますが、まさに19世紀のフランスの建築がそのままこのベトナムに建てられた感じですね。 中央のアーチが玄関 アーチの中に時計です。 多くの観光客で賑わいます。 そのまま進むと、大きなアーチのホールになっています。この建物は、記念碑ではなくて現役の郵便局。 細い緑色で塗装された鉄骨のアーチが見事に遠近感を表現しています。オレンジの枠とりも良いですね。 アーチの両サイドが、郵便局の実務スペースです。シーリングファンは必需品 この実務スペースも教会でいう側廊のようで、ハイサイドライトからの明るい光で満たされ、作業環境は良いですね。 大きなホールの中央にはお土産屋さんのガラスケースが並びます。 縦に長いホールで、天井アーチには光を採りこむトップライトが設置されており、内部はとても明るい。 一番奥の壁には、建国の父ホーチミン氏の肖像画 玄関入りまして、すぐの両サイドの壁には当時のベトナムの地図が掲げられています。   こちらは、奥から玄関側を見たもの