寺田倉庫ミュージアム 建築模型を通して考える
模型は、建築を考えるうえでは、なくてはならないアイテムの一つです。
最近は、3Dパースをはじめ、3次元で建物をパソコン画面上で考えることが多くなっていますが、
模型は、正真正銘の3次元であり、模型で成り立たない建物は、実現しないことからも、
また、いろいろな角度から瞬時に検討できる意味からも、これからも無くなることはない手法の一つです。
模型は、作ってそれをクライアントに見せて、プレゼントする以外は事務所に保管するか破棄するかしかないわけですが、
寺田倉庫ミュージアムでは設計事務所から模型を預かり、それを展示することで、広く一般の人達にも建築模型を見てもらい
また建築に興味を持ってもらうことに貢献しています。
その展示会。
歴代建築家の優れた作品模型も並び、また30代若手建築家達の新しいチャレンジを模型で表現した企画コーナーもあり、
なかなか楽しく見学できました。
日本の著名建築家達の作品
そして新しい流れの作品
見ているだけで、その中の動きや生活、活動が想像できて楽しい
敷地と建物との関係性も、建築にはとても重要な解決すべき問題ですが、こうして敷地の中に置くことで、
見えてくるところが沢山あります。