小説「火山のふもとで」
2012年発行の松家仁之氏の小説「火山のふもとで」を読みました。
軽井沢と青山で設計事務所を開く、所長とその弟子達の物語。
ひとつひとつの言葉が生きた言葉で、私も「その通りだなー」とか「なるほど」とか、心に響きました。
吉村順三氏を彷彿とさせる所長の言葉や、行動。若い新所員の主人公の恋や、事務所内でのいろいろな出来事。
まるで、所員となって同じ事務所に居るような気持ちになりました。
軽井沢の自然の描写も見事。頭に絵を描きながら気持ち良く読み終えました。
明日からは12月。今年の締めくくりの1か月。気合いをいれていきます。