軽井沢脇田山荘 吉村順三
軽井沢脇田美術館の中にある、脇田山荘です。設計は吉村順三。 コンクリートのピロティーの上に木造の平屋が載る構造で、脇田画伯のアトリエと、生活空間からなります。 L字に曲がった平面で、自然豊かな庭を囲い込むような配置。す […]
軽井沢エロイーズカフェ 旧ハーモニーハウス(4) 暖炉の置かれた音楽ホール
建築家吉村順三が設計した多くの建物には火を見て楽しむ暖炉が据えられています。火のぬくもり、原始時代からの人のDNAに訴えてくる何かをとても大切にしていたんですね。ここエロイーズカフェ(旧ハーモニーハウス)の音楽ホールにも […]
軽井沢エロイーズカフェ 旧ハーモニーハウス(3) 緩やかなスロープが空間にリズムを与える
スロープのある建築で頭に浮かび、体感した経験があるのは、ル・コルビジェが設計した住宅のラ・ロッシュ邸や、サヴォア邸。エントランスホールから2階の展示空間に登っていくストックホルム美術館、そして日本ではレーモンドの夏の家 […]
軽井沢エロイーズカフェ 旧ハーモニーハウス(2) 吉村順三の世界
さて、スロープを登って、こちらの玄関から中に入ります。 入って目の前が大きく開かれ、そこには音楽ホールが出現。 木の色が目に優しい。奥の方は、ステージで、一段床があがっており、その向こうには大きな開口部。 左にはスロー […]
軽井沢 エロイーズカフェ 旧ハーモニーハウス 自然に溶け込む外観
軽井沢にあるエロイーズ・カフェ。 戦前両親が宣教師だったこともあり、軽井沢で生活していたアメリカの音楽愛好家エロイーズ・カニングハム女史が、戦後日本に戻り、日本の子供たちに良質な音楽に親しんでもらいたいと設 […]
軽井沢 浄月庵 作家有島武朗の別荘
斜面地に大きくはね出したベランダ。 軽井沢高原文庫に移築・保存されている作家有島武朗の別荘です。 やはりこの外観が一番印象に残ります。屋根の付いた広いバルコニーが外に向かってはね出したように設けられ、切妻屋根とそこ […]
軽井沢 鬼女山荘 作家野上弥生子の別荘
軽井沢高原文庫の敷地内に移築・保存されている作家野上弥生子の別荘。 浅間山の頂きを見ながら執筆し、仲間と語り合ったこの別荘。孤独と自然を愛した野上弥生子の方丈です。 可愛らしい建物には茅葺の屋根が載り、特徴的な丸窓が目を […]
軽井沢 原辰雄山荘(2) 素朴な素材の集積が魅力的な山荘
軽井沢高原文庫の敷地内に移築・保存されている原辰雄の山荘。その素朴でありながらも、廻りの環境と調和した佇まいは、山荘のあり方を教えてくれます。 外から気持ち良い半屋外のテラスに入り、そこから扉を開けて内部のリビングに直接 […]
軽井沢 堀辰雄の愛した山荘 素朴で素敵な家
軽井沢で山荘を持つとしたらどのような建物が良いか? 都会とは違う、自然に囲まれながら、その空気を思いっきり吸えて、感じて、寛げる家。自然素材で造り、廻りの環境を邪魔しない、溶け込むようなこじんまりとした家。雨の日でも雨の […]
軽井沢高原文庫 軽い鉄骨トラスが廻りの自然と呼応する。
軽井沢タリアセンの向かいにある軽井沢高原文庫。 ややなだらかな丘の上に建つ。コンクリートに石を貼った基壇の上に鉄骨の三角トラスの屋根が軽快に置かれたデザイン。 内部は、トラスが見える明るくオープンな展示室となっていて、軽 […]
軽井沢町追分宿郷土館 ポール・ジャクレーと軽井沢展
追分宿は中山道と北国街道の分岐点にある宿場町として栄えた場所で、今の茶屋が数件残り、趣を残した通りがあります。 そのような追分の歴史を今に伝えるのが追分宿郷土館。 11日までフランスの画家ポール・ジャクレー展が行われてい […]
アントニン・レーモンド 軽井沢の夏の家 スロープと逆三角形の屋根が織りなす流れのある空間
軽井沢のタリアセンにあるペンネ美術館。この水平に長い建物は、建築家アントニン・レーモンドの設計でレーモンド事務所が夏の事務所として使っていた夏の家を、ここに移築したものです。 アントニン・レーモンドはフランクロイドライト […]