旧山邑邸 ヨドコウ迎賓館(4) 座ると落ち着くスケール感 フランクロイドライト
フランクロイドライトの設計した住宅のリビングや応接室などメインとなる部屋は、やはりそこに置かれた家具に座ってみないとその良さが実感されません。
あくまでも座った目線から見える風景を良く考えて設計されているからです。
階段や廊下は歩いて移動するわけですから、流動的で動きがあるデザインになっていますが、
居室はすわって寛ぐスペース。
窓の高さ、天井の高さ、造り付家具のデザインなど、座った目線で見ると改めてフランクロイドライトの偉大さが実感できます。
こちらは、2階の応接室
大きなFIX窓は、東と西に放たれていて、そこからは、芦屋川を見下ろせますし、植えられた緑を窓いっぱいに眺めtられます。
正面は、海側に開く開口。
ここには小さなバルコニーが付いていて、そこに出ると、目の前に拡がる海までの景色を体いっぱいに受け取ることができます。
造り付の家具
こちらは3階の和室
そして4階食堂