佐賀県有田町 チャイナオンザパーク 忠次館(2) 人の手の痕跡が残る見事なレンガタイル
チャイナオンザパーク忠次館は、建築家柿沼守利さんの設計。
内部は、撮影NGなので掲示しませんが、とにかく素晴らしい空間でした。
1階は展示室そして2階が喫茶室、3階は、展示コーナーという構成なのですが、建物の半分が吹き抜けの大空間。
丸い2つ開口部やスリットからの光が吹抜け空間を照らし、木とスチールの階段や、手すりが、空間を引き締めていました。
2階の喫茶で頂いたカフェオレ。容器はすべて深川製磁の新作です。
こちらは、壁に架かった鏡。いかにも柿沼さんらしいデザイン。
そして、テラスがあるので出てみました。
テラスからの景色
右手には夏にラベンダーが咲きほこる敏子メモリアルガーデン
廻りの自然に溶け込む外壁
この外壁レンガタイルはひとつひとつ形状や色が異なり、まとまると深い味わいが出ます。モルタル目地もラフで最高です。
韓国で焼いたものだそうです。
外壁に放たれた丸い開口部
そしてテラス出入口のスチールドア
何度でも訪問したい建築でした。