唐津 洋々閣(8) 気持ち良い浴室と唐津焼の器が整然と並ぶギャラリー
洋々閣には2つのギャラリーがあり、それぞれ唐津焼の陶器が展示、販売されています。
こちらは、2つ目の大きなギャラリー
入口からギャラリーを見る。
部屋は四角いのですが、家具が斜めの天板のものが、入口すぐのところに置かれていて
自然に意識が右方向へと流れます。
斜めの家具により視線が流れていきます。目に留まるのはアーチの開口。配置が絶妙なんです。
建具、家具の配置、わずかな壁の出っ張り等、相当練りこんだ計画。凝っていて、見ごたえがあります。
正面の大きな開口部は、通りに面する格子の窓面
夜はこんな感じ。竿縁天井が美しい。床は、きれいな目地で設計されたタイルの床
入口方向の見返し
どの器も魅力的です。
こちらはギャラリーから出てすぐの浴室へいく廊下。
下がった部分が、浴室の入口ですが、そこの仕上げはタイルに変えてあります。領域が意識されます。
この部分は昔は台所だったそうです。段差をうまく利用して、リズムが生まれています。
前に進んで行きたくなります。照明計画も見事。
浴室の扉
脱衣室から浴室を見る
石と木の清潔感溢れる浴室
開口部からは、昼間は庭が見えます。
浴槽の石は、自然に体が温まる効能があるそうです。