ガウディーとサクラダファミリア展を見る
東京で開かれているガウディーとサクラダファミリア展に行ってきました。
学生時代ですから、今から40年前に一度サクラダファミリアは訪問したことがあります。
その時は、完成まであと100年は最低かかると言われていましたが、コンピューター技術の発展
及び、増加する一方の観光客入場料の御陰で、技術、資金共に以前とは比べられないほどに工事が進みました。
そして建物の最後に残るイエスの塔ができるのが2026年と言われています。
今回の展覧会では、未完の聖堂サクラダファミリアに焦点を当てて、その歴史や、今の状況、資金の流れなど
NHKの美しい映像や、貴重な模型、1978年からサクラダファミリアの彫刻を彫り続けている日本の彫刻家外尾悦郎さんの作品を織り交ぜながら学ぶことができました。
こちらが、「降誕の門」
全体模型1
全体模型2
塔の頂部を飾る装飾の模型 有機的です。
自然からヒントを得たガウディーの理論とデザインが見てとれます。
模型と映像による展示会は有意義なものでした。
建物の完成は勿論待ち遠しいですが、このサクラダファミリアに限っては、そんなに工事を急がず、もっとゆっくりと造ってほしかった。
未完の建築というところにロマンを感じます。
ガウディーの建築というよりも、多くの職人による総合芸術といったところでしょうか。
ガウディーとサクラダファミリア展 東京近代美術館で9月10日まで開催中