東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)(1)室内に噴水のある家
現在、東京都庭園美術館として使われている旧朝香宮邸の建築見学が行われました。 建物そのものが美術館というコンセプトのもと、普段の展覧会では閉じられる開口部のカーテン等も全て開けられて、 邸宅として使われていたそのままの […]
国立能楽堂(2)広間から見所まで、流れるようなシークエンス
さて、この落ち着いた広い空間が広間 広縁から広間に入るところ 長い廊下である広縁の柱は角柱。広間は丸柱。ここで結界を表現。 廻りの壁をぐるりと格子と障子が取り囲みます。 障子からは、自然光のような光が照明によって入ってき […]
国立能楽堂(1) 建築家大江宏の代表作
千駄ヶ谷の駅から歩くこと5分。 近くを高速道路が通っているとは思えない閑静な場所に国立能楽堂は建っています。 建物が完成したのが1983年。設計は建築家大江宏 敷地は十分に広くない事、廻りが住宅街であることから、建物を住 […]
ガウディーとサクラダファミリア展を見る
東京で開かれているガウディーとサクラダファミリア展に行ってきました。 学生時代ですから、今から40年前に一度サクラダファミリアは訪問したことがあります。 その時は、完成まであと100年は最低かかると言われていましたが、コ […]
ブルガリホテル東京 余裕のあるホールや廊下
東京八重洲口にできたミッドタウン八重洲の上階に入るブルガリホテル東京に立ち寄りました。 日本では初めてのブルガリホテル ミッドタウン八重洲の1階の奥にある入口から入ります。 ここから別世界 EVまでの長いアプローチ。 […]
ホテルインディゴ軽井沢(2) 開放的なレストラン
このホテルインディゴ軽井沢は受付ロビー棟、レストラン棟、宿泊・スパ棟といくつかの棟に分かれていてそこを外部廊下が繋ぐという配置計画になっています。 敷地には余裕があり、各棟も離れているので、圧迫感もなく、気持ち良い外部 […]
軽井沢 ホテルインディゴ軽井沢(1) 霧のかかる水盤
軽井沢のホテルインディゴ軽井沢に立ち寄りました。 木造のシンプルで美しいフレームで構成された建築 設計は、INA新建築研究所 気持ち良いエントランスホール 両側が大きなガラス窓で、天井も高く、すがすがしい空間。真ん中に […]
吉村順三 脇田和アトリエ山荘(5) 気持ち良い大開口
お庭を囲い込むようにL字に曲がる建物ですが、何と言いましてもこの大きな開口部が自然を室内へ取り込んでくれます。 この開口部の開放性は、窓が床上約30cmから天井まであること。しかも手摺がありません。 最初怖いかなと思って […]
吉村順三 脇田和アトリエ山荘(4) 長方形のアトリエ
さて、脇田画伯のアトリエです。 不整形の居住部分は、平行した壁がありませんが、このアトリエ部分はやはり水平・垂直がないと、絵を描く時何だか不安定になるので、 この部分は正方形プランをしています。 大きな開口を前にして画伯 […]
吉村順三 山脇和アトリエ山荘(3) 隠された空調・暖房システム
脇田和アトリエ山荘が建つ軽井沢は、避暑地なので夏は快適ですが、冬はそれなりに寒い。 快適に過ごすために吉村さんが考えた暖房システムは、韓国のオンドルのようなものでした。 1階のボイラーで温められた空気は、ダクトを通り […]
吉村順三 山脇和アトリエ山荘(2) 絶妙な天井の高さと大きな開口部の気持ち良さ
さて、内部へと向かいます。 玄関入りますと、廊下の向こうに大開口。そして緑が目に飛び込んできます。 決して広い玄関ではありませんが、厨房へ入る動線、リビングへと向かう動線そしてベッドルームへの動線が交差した考え尽 […]
吉村順三 山脇和アトリエ山荘 細いコンクリート柱で持ち上げられた宙に浮くアトリエ空間
軽井沢で、建築家吉村順三が設計した画家山脇和のアトリエを見学しました。 脇田美術館の敷地内に建つ2階建てのアトリエ。 吉村さんは軽井沢に森の家を設計していますが、丁度同じ時期に芸大の先生仲間でもある画家の脇田和氏から依頼 […]