弘前の商屋を今に残す、旧町田家住宅です。 雪国では妻入りが多いのですが、こちらは平入りの建物。 水平ラインが強調される屋根が3段に渡って設けられています。 白い漆喰壁と真壁の柱、格子の見事なバランスが美しい 格子の後ろは開口部 したの格子の窓は地窓でしょうか。 窓の上には雨よけの庇を設ける事で、建物の寿命はかなり変わってきます。 深く取られた庇のしたの玄関廻り 植木も手入れされていて、空気が清らかなのが感じ取れました。 美しく手の込んだ玄関廻りの意匠。 一番下の水平ラインをつくっている庇と格子。 大きなｺｰﾅｰの窓は、商品ケースだったのでしょうか。