日生劇場 心が躍るホワイエ 劇場とはこういう心が高まる非日常空間です。村野藤吾72歳の作品

久しぶりに日生劇場に入りました。 いつもは外からの外観を眺めながら通るのですが、この均整の取れた外観とままた異なる内部空間が展開されていて見所満載の建物です。 日生劇場 帝国ホテル側からの外観。日生劇場が建ったのは1962年。帝国ホテルは、フランクロイド館がまだ解体される前ですから、その帝国ホテルに肩を並べる 建築を考えるとなると、相当なプレッシャーが村野さんとてあったと思います。 日比谷公園側のコーナー 日生劇場 エントランス 日生劇場 床はモザイクタイル 長谷川路可デザイン。 広い風除室。天井はアルミパネル 日生劇場 細かいラインが入るアルミパネル天井と照明 日生劇場 内部に入るとまず天井の凹凸あるデザインに目がいきます。 フラットでクールなアルミ天井に対して浮き上がるような天井模様 日生劇場 安っぽくも無く、またゴージャスとも言えない独特の雰囲気です。 日生劇場 床は白い大理石。黒い流れる紋様が面白い。受付の曲面カウンターまでその白い大理石はせり上がり、一体化しています。 日生劇場 中二階、さらに奥の階段の奥に銅像が見えます。 これは、1階に飾られている岩田藤七デザインのガラススクリーン 日生劇場 まずは、白い大理石の上に敷かれた赤い絨毯の広い緩やかな階段を登ります。 日生劇場 階段の中央は、村野さんとはっきりわかる軽快で繊細ながらエレガントな手すり 日生劇場 微妙な有機的な曲線が優しいです。 日生劇場 中2階からホールを見下ろす。天井とガラススクリーンの調和が感じられます。 日生劇場 更に中央の階段を登ります。 日生劇場 銅像のある踊り場 ここから天井のデザインが変わります。 日生劇場 銅像の開口部下や、コーナー、コーナーにちょっと腰をかけられるスペースが造られています。 日生劇場 天井は、丸い穴のあいた穴あき石膏 日生劇場 なかなか座り心地がよいのです。 角も柔らかくカーブしています。 日生劇場 ホール側を見ます。 日生劇場 広い踊り場の上がホワイエで、この広い踊り場と開口部を見下ろすようにガラスパーテション際に休憩スペースが設けられています。 とにかく座れる場所が沢山あって有難い 日生劇場 階段手摺 日生劇場 階段を上がり、この大きな踊り場空間を見下ろします。 日生劇場 緩やかな階段を上がって、上がって、さらに上がってたどり着く劇場1階席のホワイエ ここからは、床は全て赤い絨毯 日生劇場 劇場中2階席用のホワイエと吹抜け空間になっていて、その上下階を有機的な階段が繋げています。 階段は、有機的デザインの細い柱で支えられています。 日生劇場 登りたくなる軽快な階段 どこか豪華客船のキャビンのような雰囲気があります。 村野さんは若い時に豪華客船のデザインも手掛けていましたからね。 日生劇場 ワクワク階段を上がっていきます。 吹抜け空間は、狭いですが変化に富んでおり、スケール感も抜群です。 劇場M2Fのホワイエとその上に劇場2階のホワイエ 壁面は白い大理石のタイル 日生劇場 躍動感があります。 3層のホワイエと、左ガラスパーテションの奥に見える階段とで4層分の拡がりを感じ取ることができます。 縦と横に抜ける空間 日生劇場 中2階ホワイエから1階ホワイエを見下ろす 日生劇場 手摺ディテール 日生劇場 中2階ホワイエの売店 日生劇場 中2階から2階へあがるらせん階段 2階ホワイエから階段を見下ろす。吊り構造   日生劇場 この複雑なデザイン。でもとても上がりやすいし、下りやすい。 考え尽くされたデザインです。 日生劇場 2階ホワイエからさらに階段は上に 日生劇場 上部見上げ 日生劇場