唐津 洋々閣(3) 歴史を感じる廊下 次々と場が展開する飽きない廊下
フロントがある玄関ホールです。
このあたりは全面的に柿沼守利さんの設計で改修がなされています。
視線が気持ちよく、廊下そして中庭へと続いていきます。
フロントの受付カウンターのカウンタートップは皮貼り
さりげないところに良い材料が使われていて、品格を醸し出します。
ホールから、半外部の玄関アプローチ方向を見返したもの。
廊下は、明治時代からの部分と新しい部分がうまく取り合っていて、ほとんど気が付かないのですが、見事な設計
こちらの廊下の右手は、ロビー。縦スリットの入った大きな引き戸で廊下と仕切られています。
廊下から見る中庭
廊下を歩いていても、景色がいろいろ変化して、退屈しない廊下になっています。
こちらは、明治時代の廊下。歩くと板がきしむ音がして、それが良い感じなんです。
美味く新旧が接合されています。
こちらは、廊下を歩いてきた所にある溜まりのスペース。ここからお庭に出れます。
落ち着いたスペース。 床板が新旧で変わるのがわかります。
ここも心地よいです。