猪熊弦一郎美術館 水の音とイサムノグチの彫刻

展示室を出て、半外部の階段を昇っていきますと、水の音が響いてきます。 屋上の広場は、壁面が滝になっていて水の心地よい音がコンクリート壁で囲まれた中庭空間に響きます。そこに絶妙の位置に置かれたイサムノグチの彫刻。 水の音が外界の騒音を消し、その中で彫刻と対峙する空間構成。 中庭的通路はそのまま1階のエントランスまで伸びています。 パネルとコンクリート 素材そのものを生かした空間は、日本的に感じます。