アンビルト建築-2
建築家として、型にはまるパターンと言いますか、例えば安藤忠雄氏のコンクリート打放し仕上げとか、隈研吾氏のルーバーとか代名詞みたいなものを次々に打ち出していくのも良いのですが、あらゆるクライアントに対していろいろなパターン […]
アンビルト建築-1
建築を設計企画して実際に建設されるのは、5縲鰀10案に1件ぐらいの割合かもしれません。一つの建築を考える時も案は、A案から始まりE案、F案までどんどん進んでいきます。全く違う案もあれば、A案から順次わずかな変化を遂げなが […]
木製サッシ-5
木製サッシの内でお気に入りの開き方をするのがドレーキップ型のサッシです。 締まっている時は、サッシ枠が絵の額縁のように外を切り取ります。 また網戸は外に固定で付いているので、内部から見た時に目障りになりません。 内側に倒 […]
木製サッシ-4
自宅の木製断熱サッシです。 高さは、1900mm。高さは、その空間によって違うわけですが、このように少し低いサッシでオープンな開口とした場合に非常に落着いた部屋となります。開口部の高さ寸法は、そういう意味でもとても大切で […]
木製サッシ-3
木製サッシの材もいろいろあります。良く使うのはニヤトー材。重く、耐久性が強く、コスト的にも無駄の無い材料だからです。でも杉やヒバでも対応できるので、そこは、使う場所を考慮しての選択といえます。 このサッシはドレーキップサ […]
木製サッシ-2
水上高原では、大きな開口から自然の景色を最大限取り込みたかったので、非常に大きな木製サッシを使いました。冬の零下の気温を考慮し、木製断熱サッシとし、しかも厳しい自然条件に対する耐久性、そしてメンテナンスの関係から木製サッ […]
木製サッシ-1
開口部のデザインは、建物の外観の質を決める大事な要素であり、また室内から景色を切り取り、光を入れる装置としての額縁としても最も設計者が力を注ぐ部位であることは、すでに書きました。そのサッシですが、僕は木製のサッシが好きで […]
サッシのデザイン
建物の内観・外観において最も大切なのは開口部デザインだと思います。 私は、木製サッシをよく使いますが、それは断熱性能が良く結露しないという特徴もさることながら、枠の重厚感、質感が好きだからです。 でもスチールサッシも好き […]
石
石という素材は、日本では最も高級な仕上げ材の一つです。従って安易に使うものではなく、使い方もその石の持つ特性、美しさを最大限に表現してあげたいところです。 暖炉の床に用いたのは、琉球石灰岩の磨き仕上げ。そして暖炉の周りは […]
カーペット
日本の住宅の床仕上げは掃除のし易さ、清潔感などからフローリングがほとんどの場合使われますが、カーペットも暖かさ、遮音性、足への優しさを考えると充分に価値ある素材です。ホテルの客室はほとんどカーペットなので、大切な部屋に […]
原美術館 階段
なかなかカッコ良い階段にはお会いできません。デザイン的に凝ったもの、廻り階段のような小さなスペースでかつ見せる階段は沢山ありますが、さりげなくあり、しかも主張せず空間に溶け込みながらも光の関係が美しく納まっているもの、と […]
原美術館ージャン・ミッシェルオトニエル展ー3
なかなか魅力ある作品で、じっと見ていますとつい引き込まれそうになりました。ガラスの奥深い魅力を感じました。 宇宙を感じます 窓からの光を受けて何か不思議な生き物のよう・・・ 自分の道を進む。