街に溶け込む外観 こて仕上げの外壁

私は設計する時、内部から考えます。内部空間をいかに楽しいもの、静かで落着いたものにするか。そればかり考えていますが、平面がある程度まとまったら断面そして内観のスケッチを描きながらああだこうだ鉛筆をなめなめ決めていき、最後 […]

秋田杉 中杢天井の和室

仕上がりました。秋田杉の中杢を用いた天井。 床の間との関係から、竿縁を2枚の天井板毎に設けたデザインです。 確かに本物は、美しい。 数十年前の材料ですが、手間をかけて削り、綺麗に仕上てもらいました。 木の素晴らしさは、表 […]

秋田杉の中杢天井がある和室

今回設計の和室の天井には秋田杉を用いました。なかなか使えない材料です。工務店が昔から良い材料をストックしていて、今回和を充分理解してもらえるクライアントさんの為に倉から特別出してきて削って新品同様に貼ることになりました。 […]

新歌舞伎座ー流れるような天井

歌舞伎座のエントランスから客席までの動線は真直ぐで、引きが浅いのも前と同じ感じがしました。ホールというには狭い感じはします。もう少し奥行きがほしかったなー。公演が終わると人がごったがえします。ちょっと残念。 吹抜けも同じ […]

新歌舞伎座-エントランスの分厚いカーペット

歌舞伎座の正面見上げ 正面玄関 そして内部へと入ります。 この部分も以前と同じ しかし、入った瞬間に迎えてくれる小さなホール空間のカーペットが凄い。 分厚く弾力性のあるカーペットで、模様も歌舞伎座らしいデザインです。 […]

新歌舞伎座-以前そのままの外観

新しい歌舞伎座に行ってきました。正面の外観がどのようになったのかとても気がかりでしたが、以前と同じ顔でほっとしました。やっぱり歌舞伎座はこうでなければいけないと思います。壊される前に一度見に行きまして、この外観が、新聞な […]

壁の仕上げが異なる出隅の納まり 刃掛け

壁の仕上げで、丁度角と角がぶつかる出隅という部分の納まりはいつも考えるところです。例えば、仕上げがペンキでぐるっと廻るときは、アルミのアングルを出隅に貼って、パテで仕上げてからペンキを塗ります。 今回の家では、壁の仕上 […]

福田屋ー犬矢来が美しいアプローチ

このごろは、数奇屋住宅の事をもっと勉強せねばと思っています。といいますのも、今工事中の現場で、工務店の職人さんの技術が極めて高く、しかも茶室とかの工事をよくやっている棟梁なので、その人と話しをしていると、何でもっと日本的 […]

外壁左官モルタル下地工事 手間をかけた本物の下地

外壁は、まず柱・梁と筋交そしてそれらをきちんと固定する金物で骨組みを作り、そこに構造計算による強度確保のために構造パネルを貼ります。 構造合板でも良いのですが、今はダイライトという商品名の構造パネルを用いています。この […]

吹付け断熱材 セルロースファイバー マツナガZ工法

世田谷で建設中の住宅もいよいよ断熱工事が完了し、内装工事へと移行しました。断熱に関しては外断熱や内断熱といろいろな案があります。ここ東京では、何も外断熱にしなくても木造の場合は、壁は内断熱で大丈夫であると考えています。夏 […]

建物から伸びる杉本博司氏の彫刻 街にアートを!

大きな建築には、街をにぎわすアートをもっと設置してほしいと思います。三菱村の丸の内では、街路にアート作品が点在していて歩くて見るのも楽しいです。シカゴでは、ある程度の大きさの敷地には必ずアートを設置する条例があると聞きま […]