丸亀市猪熊弦一郎美術館 透明感が際立つ谷口作品
内部に入りますと、そのミニマリズムの空間が更に冴えわたっています。 細かなディテールが主張することがなく、あくまでも単線と面の構成に徹したデザイン。主張しないディテールにするためには隠された技が沢山あって、その技術力と徹 […]
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 門型のフレームが街を切り取る
丸亀市の猪熊弦一郎美術館にきました。設計は谷口吉生氏。ミニマムモダーンといえば谷口さんにおよぶ人はいないのではないでしょうか。洗練された都会的なデザイン。研ぎ澄まされた極限のディテール。作品や人を引き立たせるカラーデザイ […]
イサムノグチ庭園美術館 時が止まる静寂なサークルで彫刻を鑑賞する
石のサークルの中がイサムノグチのアトリエです。 この積み方が何とも趣があります。 厳しくもなく、それでいて力強い。 外界からの結界です。 サークルの中には製作途中の作品も多く並べられています。 空と遠くの山しか見えない静 […]
イサムノグチ庭園美術館 石と格闘したイサムノグチのアトリエ
イサムノグチの彫刻は大地そして宇宙を連想させる芸術ですが、そのイサムノグチが17年間住んで彫刻を刻んだアトリエが、イサムノグチ庭園美術館として解放展示されています。作品に漂う宇宙観がそのまま表現された素晴らしいアトリエ建 […]
庭を取り込む吹抜けエントランス 香川県庁舎 丹下健三
ピロティーからガラスの風除け室を通り内部へと入ります。 左手には池のある庭園が拡がり、開口部一杯に外部空間が目に飛び込んできます。 2階へ上がる階段も上がってみたくなる衝動にかられます。 階段途中踊場からホールを見たと […]
ダイナミックなピロティー空間 香川県庁舎 丹下健三
ピロティーといえばル・コルビジェ。そのコルビジェの基で学んだ丹下さんが、日本に帰り上手く和と咀嚼してこの建物を設計したわけですが、やはり他の建物のピロティーと比べてもその力強さはピカイチではないでしょうか。 […]
日本を感じさせるモダン建築 香川県庁舎 丹下健三
水平方向に強調される手すり、深い影のできるバルコニー、日本建築の手すりを連想させるデザイン。そしてコンクリート打ち放しの力強さ。丹下健三の代表作でもある香川県庁舎を覗いてきました。 コルビジェから学んだ1階のピロ […]
さぬきうどんを食べに香川県に行ってきました。うどんは香川の主食
四国へ行くのは35年ぶりかもっとか。とにかくさぬきうどんを一度は食べてみたいと思い、行きました。 高松空港に降りてレンタカーでまずは、山越うどんへ。 朝10時というのにもう沢山の人が並んでいます。 うどんを注文し、好きな […]
京都 SOU・SOU 日本の伝統を生かしたデザイン商品
日本のデザイン・職人技を駆使して作り上げた地下足袋。そのほか和服を現代的にアレンジ・リデザインしたりして、今の和を表現し続けているSOU・SOU。以前手ぬぐいのセットを頂いた時から気になっていたお店ですが、今回短い時間な […]
やっぱり本物は息が長い 京都寿ビルディング
京都の中心河原町四条にある寿ビルディング。昭和の初期の建設です。当初は銀行の店舗として設計され、今はベルフォネンや設計事務所が入っています。価値のあるを求めるのはやはり一流のデザイナー。要は、この時代の建物をまねて造ろう […]
京都宝ヶ池プリンスホテル キノコ型のシャンデリア
円形のアプローチに沿って行きますと、エントランスがあります。 中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、大きなシャンデリア 吹抜け空間を照らすように柱廻りに配置。 このキノコ型の照明器具が、ホテルであるこの建物のエントラ […]
京都宝ヶ池プリンスホテル 有機的な建築
宝ヶ池のプリンスホテルです。設計は村野藤吾。独特の有機的な形態。優しく気品ある色使い。円形の外観と、エントランスに伸びる壁との融合。 やっぱり村野さんの建築は生きているみたいで面白い。 入り口からホテルエントランスに向か […]