十和田市市民交流プラザ 折れ曲がる天井とプランの面白さ
十和田市市民交流プラザの平面プランはこんな感じ
四角い平面箱の中は、中心となる広場からいろんな方向に廊下が伸びて外部と繋がり、残りのスペースが展示ルームやプレイルームなどになっています。
その四角い箱の上にいくつかの屋根が折れ曲がりながら設計されていて、その屋根と内部が上手いことつながっています。
天井には木のルーバーが貼られ、鉄骨の耐火被覆を隠しながら、鉄骨表しの部分は耐火塗料で鉄骨の力強さを表現しています。
コスト的にも無駄のないよく考えられた建築だと思いました。
屋根のトップライト、外部の大きな開口からの光が入り、雪国の蔵さを感じさせないような工夫がされています。
天井の木が繋がることで、廊下・広場が視覚化され、連続性を感じることができます。