白井晟一 練馬の住宅杉浦邸 外部と内部の床が連続する開口部
kw最初は昨日の続きの階段の図面 非常に昇りやすい階段でした。 階段はホールと呼ばれる床の仕様が違うスペースにあります。 その階段ホールの脇の廊下を進むと大きな和室があります。 リビング、階段ホール、廊下、和室の関 […]
白井晟一 杉浦邸 魅力的で職人技の効いた階段
階段もまた素晴らしいこだわりの階段でした。 手すりが凄い 階段の一段一段が際立つ美しい納まり。 横から見ます。 階段室になっていて、光は下の廊下に降りてきます。 動きのあるカーブもうれしい。
白井晟一 杉浦邸 大きな庇が出た、居心地良い落ち着いたリビング
リビング・ダイニングです。 大きな窓は、くの字になり、より庭に近づくように配置されています。室内の壁は、暗いダークグレーのクロス。やはり、この空間は白井晟一ワールド。開口部は明るいのですが、内部は非常に落ち着いて […]
白井晟一の住宅 杉浦邸和室 庭を取り込むコーナーサッシ
和室の方へと進みます。 まず前室があり、その向こう側に和室。 和室のコーナーは、柱を残して引き込まれるサッシがついていて、そとの庭の景色が良く見えるように工夫されています。 コーナーサッシの高さは、低く床から1500mm […]
白井晟一 杉浦邸 2方向に分かれる結界としての玄関
杉浦邸玄関も非常に重要な場所です。やはりここで、一旦内部には入るけれども、まだ完全なプライベートスペースではない、一つの緩衝帯のような場所でした。沢山の見学者がおられたので、ゆっくり見れませんでしたが、改めて写真で […]
白井晟一 杉浦邸 玄関アプローチは静なる空間
建築家白井晟一が設計した建物は、独特の存在感と静けさを携えた建築が多く、一度その空間を体感しますと、他の建築とは全く異次元の空気が感じられます。しかしながら、その自邸や、銀座親和銀行などの名作がこの世から姿を消し、建築界 […]
軽井沢 石の教会内村鑑三記念館 天然の中に神が存在する オーガニック建築
石の奥深さは、地球の一部だからだと思います。その石が使われるまでは何万年という間地面の中に眠り、人の手を介して我々の目の前にその美しさを見せてくれるのですから。石を建築に用いるということは、地球の一部を表現として使うとい […]
中軽井沢 石の教会内村鑑三記念堂 渦巻くコンクリートのアーチと石の壁
1988年竣工の軽井沢石の教会内村鑑三記念堂に立ち寄りました。その建物は知っていましたが、内部に入るのは初めて。コンクリートのアーチが太陽の軌道に合わせてずれながら連続していく建物で、このアーチとアーチの間にはめ込まれた […]
ジーグルド・レヴェレンツ 聖トーマス教会 大きな目地と煉瓦タイルが同じ面になった美しい壁
さて、長々と綴ってきました北欧の建築視察レポートも今日で一旦終了します。旅の最後に見たのがこのジーグルド・レヴェレンツ設計の聖トーマス教会だったのですが、素材と形態の扱いや、動線にたいする配置など、非常に参考にな […]
シーグルド・レヴェレンツ 聖トーマス教会 大きな窓、綺麗な樋、美しい煉瓦壁の織り成す魅力的な外観
聖トーマス教会の大きな開口部のある外観部分 綺麗な開口部、目地が大きな煉瓦タイルの壁、煙突ボリューム、そして屋根から跳ね出した樋。この面の構成は実に美しい。設計したシーグルド・レヴェレンツの並々ならぬ才能を感じます […]
シーグルド・レヴェレンツ ストックホルム郊外の聖マークス教会 力強い煉瓦の建築
シーグルド・レヴェレンツは、スウェーデンの建築家で、グンナール・アスプルンドと共に、森の墓地のコンペに勝利。共同設計となるが、森の墓地の中の復活の礼拝堂以降途中で分かれ、アスプルンド亡き後森の墓地を完成 […]
ストックホルム ヴァーサ号博物館 処女航海で沈没した巨大戦艦の物語
この戦艦は、17世紀のヴァーサ王朝時代、時の王様グスタフ・アドルフ2世が作らせました。当時のスウェーデンは、最強の国。ドイツ30年戦争に参加するため、世界最強の軍艦ということで作られたそうです。しかしながら、処女航海 […]