フィンランド国民年金協会 アルヴァ・アアルトのトップライトによる明るいホール
煉瓦タイルと銅板、そしてブロンズの重厚感のある扉を開けて中に入りますと、そこは明るい内部空間が展開していきます。 玄関扉の右には、コートを掛けるクロークがあるスペース そしてまず目に入るのは白と黒の石による綺麗なストラ […]
アルヴァ・アアルト フィンランド国民年金協会 三角の土地に建つ煉瓦と銅板によるオフィスビル
フィンランドヘルシンキにあるアルヴァ・アアルトの設計によるオフィスビルです。 敷地は丁度建物に挟まれた3角形の敷地で、正面に公園とその先の海を臨む環境に計画されました。いくつかの棟を分節化し、地下通路を巧みに使いな […]
オタニエミ工科大学(アアルト大学)扇形の大講堂の屋根は学生の憩いの場
さて、この大講堂ですが、外観はこのように煉瓦の壁がくりぬかれたような形で、ホールの天井に合わせて外部も階段状にせりあがっています。丁度キャンパスの緑の芝が良く見える位置なので、ここは学生たちの憩いの場にもなっていました。 […]
日比谷公園がドイツになる。オクトーバーフェストでビールを楽しむ
ちょっとフィンランドを離れて旬な話題を。 ドイツのビールの祭典オクトーバーフェストは有名ですが、この日本にもドイツのビールメーカーが店を出して同じビールの祭典?(飲み屋台)が日比谷公園で行われています。本来は10月ですが […]
オタニエミ工科大学(アアルト大学)講堂 白い壁、天井と光 アルヴァ・アアルトの世界
柔らかな壁や天井で囲まれた胎内にいるような世界。 そんな事さえ考える講堂の内部です。 曲線で構成させた空間は優しく、聴衆を包み込みます。段々になった天井には梁と梁の間にハイサイドライトが設けられていて、内部を明るく照らし […]
フィンランド オタニエミ工科大学(アアルト大学)本館 扇型大講堂 1、2階を繋ぐ階段の真鍮と木の手すり
オタニエミのキャンパスは、赤い煉瓦タイルによる統一感がある落ち着いたキャンパスですが、その中の中心となるのがこの大講堂。四角い建物が並ぶ中で、その扇の形をした講堂がまさに中心的な位置を占め、キャンパス全体を引き締めていま […]
フィンランド オタニエミチャペル 森の中の十字架 ハイブリッドでシンプルな架構
三角屋根の大きなハイサイドからは光が礼拝堂の中に注ぎ込みます。 屋根を支えるのは木と鉄の斜材によるハイブリッドなトラス構造。細い部材で繊細な感じです。 壁は煉瓦造でその上の屋根が木造というシンプルな形態 大きなトラスを繋 […]
フィンランド オタニエミチャペル 煉瓦と木のシンプルな礼拝堂
オタニエミ工科大学(アアルト大学)は、建築家アルヴァ・アアルトが1949年の全体計画コンペで勝利した総合大学ですが、その学生の為の礼拝堂があります。設計はフィンランドの建築家カイヤ&ヘイッキ・シレン。 煉瓦壁で囲まれ […]
アルヴァ・アアルトの自邸 日光浴もできる広い2階テラスのある家
アルヴァ・アアルトの自邸2階に昇ります。 この階は、プライベートな階。子供2人と主寝室、ゲストルームから構成されていて、各部屋の中心には家族スペースと言いますか、家族が集まれる暖炉スペースが設けられています。個室はコン […]
アルヴァ・アアルトの自邸 優しい家具の置かれた暖かいリビング・ダイニング
アルヴァ・アアルトの自邸の平面図です。 玄関を入って右がパブリックであるアアルトのアトリエ。左がエントランスホールを介してつながるプライベートな自邸となっています。 庭側には開口部一杯にリビング・ダイニング […]
アルヴァ・アアルトの自邸 暖炉がある2層吹抜けのアトリエ
自邸とアトリエ。プライベートな自邸とアトリエは1枚の可動壁で区分されていますが、まずはアトリエから。1936年完成のこの家は、アアルトが自邸として設計した最初のものです。 玄関入り、右手にいきますと事務所の向こうにアトリ […]
アルヴァ・アアルトの自邸 木と煉瓦とコンクリートによる素朴で流行を超えたデザイン
アルヴァ・アアルトのの自邸です。大きなアトリエ事務所ができるまでは、この自邸が、家族の家であり、事務所でもありました。1936年の完成。アアルトが建築に課した必要条件は、「建築における唯一の目標は自然に建てるということ […]