アテネ・フランセ(4) スチールと木の階段手すり
吉阪隆正設計の階段手すり。
スチールの手すり子に太い木の手すりが付きます。
軽快感ではなく、重厚感。
階段と言えば、手すりのデザインでその設計者が何となく見えてきますが、
このちょっと大胆で骨太な感じは、吉阪隆正を表しているのでしょう
握る手すりとしては、大きすぎて握れません。
なめるような感じで、手を滑らしていくような手すりでした。
こちらは塔の内部階段
三角の開口部が付き、これもちゃんと開きます。
外からみるとこんな感じで、高いボリュームのある塔にアクセントをもたらしています。
階段の壁と巾木部分には知識の女神ミネルヴァの横顔が掘り込まれています。