箱根プリンスホテル いつ訪問しても感動する建築 村野藤吾
箱根の芦ノ湖を通る際には必ずと言っていいほど行くのが、村野藤吾設計の箱根プリンスホテルです。
近くの箱根園には同じ村野さんの箱根園休憩所という傑作があったのですが、今は使われておらず、立ち入ることもできません。
このプリンスホテルは健在。
内部で一番好きなのはやはりこのプロムナード。
フロントから芦ノ湖沿いに配置された客室までに設けられたプロムナードは、華やかさとエレガントさを備えた、大空間です。
椅子が柱と柱の間に置かれていて、必ずここに座ってボーと眺めているのですが、今回発見したのは床の色。
いつも目が、割肌の石が貼られた壁とカーブした木天井に注がれるのですが、改めて床を意識すると、その金や天井に目がいくように
ブラックの床になっているんですね。意識しないと見えてこないものです。
外部は、この芝生の庭から見る芦ノ湖と富士山が最高です。
沢山の木々と一体化した建物。
プリンスホテルの丸い有機的な外観デザインが印象に残ります。
なかなかできないこのデザイン