奈良町宿(4) 三間取りの町屋 掘り込み書斎がある宿。坪庭とひとつになる空間
奈良町宿の一つ三間取りの町屋です。
ここは小さくコンパクトに納められていますが、庭に面したところに掘り込み式の書斎がしつらえてあって
ここで読書、物書きができるという趣向
庭の造りが見事です。
左側は洗面とお風呂が飛び出しています。お風呂からもこのお庭を楽しめます。
洗面へ行く廊下と掘り込み机の間には仕切りを設置。この小さな腰壁のおかげで、書斎が落ち着きます。
庭を見る
奥左の窓は浴室の窓
書斎正面から見ますとこんな感じ
庭を照らす間接照明にもセンスが光ります。
床の間
床の間に飾られているのは、この前紹介しました芸術家呉本俊松氏の作品。
床の間にもぴったりです。
朝の庭
窓、扉を引き込んで開けると、庭と一つになった開放的な気持ち良い空間に。
日本らしい外部と内部のつながりが感じられる町屋です。