今に残るモダンな100年木造看板建築 江戸屋店舗兼住宅
日本橋大伝馬町にある、刷毛・ブラシを売る老舗店舗 江戸屋です。
1924年関東大震災の復興期に建てられました。
江戸屋は、江戸時代享保3年開業の老舗。
ファサードは、人造石洗い出し仕上げという左官のお仕事
刷毛を建物に表現した、6本の縦ラインが外観に陰影を与えています。
玄関上の庇は、水平ライン。縦と横ラインが生み出すモダンな外観です。
よく見ますと、窓の上には3羽づつフクロウが並んでいます。
フクロウは、福を呼ぶ意味がありますから。
ファサードの間口が6.2mに対して奥行きは20m近くあります。
ファサードに左官技術を集約した看板建築
玄関に一つ下げられた照明も良いですね。