蒲郡クラッシックホテル(1) 和風の瓦屋根が載るお城のようなホテル
蒲郡クラッシックホテルを訪問しました。
明治45年に織物商瀧信四郎氏が料理旅館常盤館を創業し、昭和9年に蒲郡ホテルが完成しました。
宿泊は勿論、今のテーマパークのようにあわゆる娯楽を詰め込んだ一大拠点をここ蒲郡に作ったわけです。
その当時の複合建物の写真
日米野球が初めて開催された際、ベーブルースはこのホテルに宿泊
池を作ってボートで遊んだり、竹島へのロープウェイ計画を立ち上げたり、とにかく遊び天国のような所だったみたいです。
その後戦争に巻き込まれ、いろいろな変遷を経て、今蒲郡クラッシックホテルとしてちゃんと現役で活躍しています。
海から近いのですが高台に配置されているので、アプローチは急な坂を登っていきます。
何といいましても日本的な瓦屋根が最大の特徴
長い立面の中に飛び出た展望台や、レストラン上部の段差になった屋根が立面にアクセントを付けています。
玄関アプローチ
玄関正面外観。手前に噴水
車寄せからの見上げ
屋根の重なり合いが、複雑で陰影ができて、とても良いです。
車寄せ玄関部分から海側を見る
そして玄関正面
スチールの扉を開けて入ります。
階段数段上ったところがホールとなり、2層吹けの天井の高い空間に導かれます。