沖縄那覇 しむじょうは、昔の沖縄住宅様式を残す そうきそばのお店
沖縄ではしろありの被害が大きいこと、毎年大きな台風に見舞われること、建築木材が少ない事などの理由から今はほとんどが鉄筋コンクリートの建物で埋め尽くされています。
昔からの木造建築は太平洋戦争の影響もありほとんどみることができませんが、この高台にあるしむじょうは、戦火を逃れ、今も昔の木造建築様式を伝えています。
重要文化財に指定
まずは、何と言っても玄関の正面にある壁。ヒンプン
琉球石灰岩を積んだ壁。
ヒンプンは結界であると同時に、目隠しの機能を持ちますがもう一つ、台風の風を受け、その風を屋根へと導く働きをする大切な壁なんです。
両側には家を魔物から守るシーサー。屋根の上にも鎮座
風が抜ける解放感抜群の木造建屋です。
琉球瓦の屋根も良いですね。こちらも重い屋根にして台風の風に耐えるようにした先祖の工夫。