ウエスティン都ホテル 佳水園 小川白楊の岩の庭に開いた中庭
コーナー部分からホールを見返したショットです。
壁で囲まれた部分は落ち着きがあり、開口部からは、水平方向に展開する内部空間が見え、拡がりを感じ、細かい造作には職人さんの技術が見え隠れし、さりげない感じなのですが、そこには考えつくされた設計者の意図を汲み取ることができるのです。この自然な感じがとてもエレガントで良いです。なかなか実際に設計しますと、とても難しいのですが。
中庭方向に向いては廊下が廻っていて、この中庭を見ながら客室に導かれます。
開いた中庭の突き当りに岩盤のお庭
丁度正面に小川白楊作庭の迫力ある岩の庭が見上げるような形で見えます。庭が最初ありきの建物配置です。庭は大正15年の作。