京都 川崎家住宅 ステンドグラスのあるサロン
ステンドグラスと言えば、ヨーロッパのゴシック教会を思い浮かべますが、この川崎家の2階洋間サロンの開口部にもそのステンドグラスがはめ込まれています。今、私が設計工事中の住宅にもステンドグラスを使う予定ですが、このステンドグラス、装飾窓としての機能はもちろん、近隣からの目隠しとして上手く兼ね合わせて使う方法もあります。光はほしいが、近隣が近くプライバシーが確保できない。カーテンやブラインドは使いたくないといった場合、ステンドグラスはその機能性においても装飾性においても役立つアイテムの一つになります。
話は元に戻って、このサロン。大正時代にはまだ珍しいステンドガラスを使っています。
シャンデリアや鎌倉彫りの壁など贅をつくした洋間です。