国立能楽堂(2)広間から見所まで、流れるようなシークエンス
さて、この落ち着いた広い空間が広間
広縁から広間に入るところ
長い廊下である広縁の柱は角柱。広間は丸柱。ここで結界を表現。
廻りの壁をぐるりと格子と障子が取り囲みます。
障子からは、自然光のような光が照明によって入ってきます。
ここで使われる木は檜
できてから40年経ちますが、全く古さを感じさせません。
この広間から、階段そしてスロープを使って床を上がり、そこから正面、脇正面の見所へと繋がります。
能舞台と、見所正面
能舞台の屋根は、檜皮葺の切妻屋根。能舞台の床は尾州檜。
演者が現れる橋懸りですが、舞台に対して26度で設計され、長さは13.5mです。
この橋懸りの角度や長さも過去の物件や資料から、熟慮を重ねて決められた寸法。
演者が演じやすく、観客も楽しめる間「ま」は、設計において非常に大切なところです。
脇正面
見所客席の数は、591席。丁度良いスペースです。
こちらは、中庭
中庭にはね出した屋根を支えるのは、鉄骨柱に対候性鋼板を貼った円柱
時代を超えた素晴らしい建築でした。
廻りの壁をぐるりと格子と障子が取り囲みます。
障子からは、自然光のような光が照明によって入ってきます。
ここで使われる木は檜
できてから40年経ちますが、全く古さを感じさせません。
この広間から、階段そしてスロープを使って床を上がり、そこから正面、脇正面の見所へと繋がります。
能舞台と、見所正面
能舞台の屋根は、檜皮葺の切妻屋根。能舞台の床は尾州檜。
演者が現れる橋懸りですが、舞台に対して26度で設計され、長さは13.5mです。
この橋懸りの角度や長さも過去の物件や資料から、熟慮を重ねて決められた寸法。
演者が演じやすく、観客も楽しめる間「ま」は、設計において非常に大切なところです。
脇正面
見所客席の数は、591席。丁度良いスペースです。
こちらは、中庭
中庭にはね出した屋根を支えるのは、鉄骨柱に対候性鋼板を貼った円柱
時代を超えた素晴らしい建築でした。



