長野県立美術館(2) 内階段と外階段が繋がるディテール
この長野県立美術館は、無駄な線を省いたミニマムデザインの美術館です。
特に、階段の部分は勉強になります。
シャープなガラス手摺と階段
蹴上部分にステンレス板を用いることで、シャープさが極まります。
外にも階段が設けられていて、内部階段と繋がっています。
階段の踏面寸法と、サッシのガラスを受ける縦マリオンのピッチも重要なデザイン要素。
ガラスと内部階段、そして外部のコンクリートの階段。
簡単そうに見えて、実は技術的には難しい。
そこの部分の設計者からの説明
ディテール
ガラスに雨が当たってしずくになり、床の汚れがガラスにはねないように砂利を入れたり、
階段の雨水をスリットから排水したり、ガラスが湿気や温度差で曇らないようにしたり。・・・沢山考えることがあります。