ル・コルビジェ パリのアトリエ(3)

アトリエの奥には、コルビジェの書斎があります。 大きな扉は、本棚が後ろにくっついたもの。扉と一緒に本棚も動くので、開口部のスペースが省略されます。よく考えますなー。かなりの重さだと思いますが、兆番がすぐれているのでしょう […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(2)

階段室の右の大きな扉の向こうは、アトリエです。 アトリエは、高いボールト天井となっていて、包み込むような空間です。 中庭からの光が注ぎ込まれます。 石積みの壁面とボールト天井 ハイサイドライトからの採光で、壁面が明るく照 […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(1)

コルビジェが長年過ごしたパリのアトリエです。まず外観。通りの建物に対して高さが統一され、各階の高さも廻りと合致してる為か、良く見ないと通りすぎてしまうほど、街に溶け込んでいました。よくよく見ていくと勿論そこは、並々ならぬ […]

横浜関内チューリップ

横浜関内の横浜球場の廻りに植えられたチューリップが今見ごろです。と言いましても、仕事で通った際にその美しさと規模の大きさに驚き、シャッターを切ったものです。 季節は、移り変わり、ひと時として立ち止まっていません。東北の方 […]

ル・コルビジェ ロンシャン教会(4)

塔からの光は、ハイサイドライトから丸い内壁に反射し、筒を乱反射しながらフロアーへと注がれます。 洞窟へ注がれる天からの光です。 非常に神秘的な光 壁の荒い仕上げの素材感がざっくりとしていて安定感があります。 やっぱり、私 […]

ル・コルビジェ ロンシャン教会(3)

祭壇脇のスリット部分は、外壁が廻りこんできた部分にあります。 内部からは、上部から壁に反射した光のスリットが見えます。 直に光を入れるのではなく、壁に一度反射させて柔らかい光に変えた後室内へと導かれます。 出入口部分。下 […]

ル・コルビジェ ロンシャン教会(2)

この厚い壁から美しい光の協奏曲が生まれます。 この壁は、全てが構造の壁というわけではなく、一部が構造柱壁となり、その他の部分はほとんどが、ふかし壁(構造には関らない壁)なのです。 壁の厚みがあることで、ひかりが厚い壁に反 […]

ル・コルビジェ ロンシャン教会(1)

引き続きコルビジェの代表作ロンシャン教会です。 あまりにも有名なこの教会ですが、やはり壁の厚みが光の全てを支配していると思います。 大地からのっそり現れた外観は、ギリシャの島々にある白いバナキュラーな住宅群を彷彿させます […]

ル・コルビジェ ラ・トゥーレット修道院(4)

修道僧が1人になって祈りを捧げる場です。 大きな聖堂から天井の低い暗い通路を抜けて出るとこの聖なる場に出ます。 ひとりひとりの祭壇があり、上から注がれる柔らかい光の中、神との対話がなされます。 天井に空けられた3つのトッ […]

ル・コルビジェ ラ・トゥーレット修道院(3)

聖堂の内部です。 大きな四角い箱の中で様々な光が入ってきます。 壁と天井とのスリットから漏れる光により、壁と天井が分節されていることが明確に解ります。 大きな壁を大胆に切り取ったスリット開口。 ここの空間は、ちょっと長方 […]

ル・コルビジェ ラ・トゥーレット修道院(2)

玄関から入ってまず通る巾の狭い通路。地盤の高さに横連続スリットが空けられています。外の低い景色を眺めながら廊下を進みます。 食堂部分のリズミカルな開口。ここで大きく視界は南側斜面に開け、遠く街並みを望むことができます。 […]

ル・コルビジェ ラトゥ-レット修道院

ドミニコ修道院のサント・マリー・ド・ラ・トゥーレット修道院の建設にあたりクチュリエ神父は設計者のル・コルビジェにル・トロネ修道院を訪れることを勧めました。その結果うまれたのがこの修道院です。 コンクリート打ち放しとガラス […]