遠藤新 藤沢旧近藤邸 コーナーの開口部をデザインする
部屋の角。コーナー部分に開口部を設けることで、内部から外部を見たとき、視界が大きく開かれるので、 部屋事態の拡がりを感じることができます。 2つの壁につくサッシを例えば片側サッシを出窓タイプとすれば、より懐が大きくなり、 […]
遠藤新 藤沢市旧近藤邸 モダン和室
リビングの先にある和室 リビングと和室は、壁ではなくて、デザインされた開口部で仕切られます。 格子をデザインした窓なので、これだとリビング側からも和室側からも、気配は感じますが、中がよく見えないのである程度のプライバシー […]
遠藤新 藤沢市旧近藤邸 暖炉を備えた開放的で和モダンのリビング空間
それでは、旧近藤邸の中へと進んでいきます。 玄関の扉は、ガラスと板の市松模様のようにデザインされた大きな両開きの玄関扉。 入りますと、片側に座ったり、荷物を置くことができるベンチ風の棚があります。 正面は、庭へと抜ける、 […]
遠藤新 藤沢市 旧近藤邸
神奈川県藤沢市の市民会館の庭に、建築家遠藤新が設計した住宅「旧近藤邸」が移築され、現在は、カフェとして利用されています。 大きな広い高原に水平性を強調した「プレーリーハウス(草原住宅)」デザインで、アメリカ建築界に旋風 […]
フランクロイドライト 帝国ホテルライト館 中2階のラウンジが空間に奥行をもたらす。
ロビーの椅子に座りますと、大谷石とテラコッタタイル、光の籠の柱で囲まれた重厚な感じをするものの、奥が深く、視界が奥の方まで通っていくので、 囲まれた安心感をもちつつ、伸び伸びとした拡がりを感じることができます。椅子も低く […]
フランクロイドライト 帝国ホテルライト館 ロビーを彩る光の籠
ロビーです。 両サイドの開口部から光がホールに注がれて、息をのむ空間が広がります。3層の吹抜け空間 奥の1階には客室棟に行くブリッジがつながっていました。右がエントランス・ホワイェ 2階はギャラリー。2階右側にはティーハ […]
フランクロイドライト 帝国ホテルライト館 大谷石とテラコッタタイルによる重厚な外観
明治村に保存されている帝国ホテルライト館エントランスホールを久しぶりに訪れました。 フランクロイドライトが設計し、日本に残した建築で最も日本の建築界に影響を与えた帝国ホテル。そのエントランス部分が保存されています。 帝国 […]
遠藤新 自由学園講堂 3枚下ろしの客席
遠藤新設計の自由学園講堂ですが、客席の両側の床が上がり、魚を3枚におろした様な平面、断面になっています。 ステージ方向を見たところ。ステージ両側の大谷石の柱が空間を締めています。両側の客席の床が上がっているのがわかります […]
遠藤新 自由学園講堂
自由学園の講堂です。 自由学園は、フランクロイドライトの設計。その後帰国したので、講堂はその弟子である新の設計になります。 自由学園明日館と道を挟んで建つ、講堂は、デザインが統一され、スケールもヒューマンスケール。 外 […]
ブログの再開はフランクロイドライトの自由学園からスタートです。
昨年12月からブログが止まってしまい、今日まで復旧できなかったので、今日からまた新たにスタートします。 まず、今年のスタートは、自由学園から。 自由学園では、いろいろな講座が開催されていて、今日は西洋建築の講座 ローマバ […]
フランクロイドライトの装飾された光の柱 帝国ホテルフランクロイドライト生誕150年記念展示
展示スペースにはいくつかのライト設計による柱が作られていました。 タイルと大谷石の装飾された柱からは、柔らかい光がこぼれてきます。 こんな装飾しつくされた柱や梁、壁で構成された空間は、さぞかしエキゾチックだったんだろう […]
フランクロイドライト設計の帝国ホテル 日本の職人技のタイル
フランクロイドライトの建築家人生は、波乱万丈の人生でありました。アメリカを象徴する草原住宅を生み出した第1期黄金期、そして離婚や火災、人災に見舞われた期間を挟み復活を世間に知らしめた落水荘から始まるとされる第2期黄金期 […]