星野リゾート界津軽(旧南津軽錦水)加山又造画伯監修の陶板壁画がロービーを飾る
ロビーの壁面一杯に飾られた壁画は加山又造画伯が描いた原画を氏の監修のもと陶板で再現したものだそうです。5月の桜、秋の紅葉、そして津軽の荒波を表現したもので「春秋波濤」という作品。 津軽の冬は厳しく、春になると一斉に桜が […]
星野リゾート界津軽(旧南津軽錦水) 開放的な廊下 池に写る美しい照明の光
水盤というのは、やっぱり良いもんです。水そして火、土といった要素が建物に盛り込まれることで、人の根底にある自然とのつながり、親しみが湧いてきます。水がないところに人工の池を作るには、それなりのコストもかかり、維持メンテナ […]
星野リゾート界津軽(旧南津軽錦水) 池の上に建つリゾートホテル 池の上を進むアプローチ
弘前から車で10分程度走りますと大鰐温泉に着きます。大鰐温泉の開湯は約800年の歴史があるというもので、昔からの湯治場として栄えました。温泉のお湯は無色透明。ゆっくりとした時間を過ごすことができました。 さて、いつもホテ […]
前川國男 弘前市役所 緑が見える明るい吹抜けホールと重厚な木の手すりを持つ階段
弘前市役所に入りますと、まず2層吹き抜けのホールがあり、そこから各部署に分かれていきます。吹抜けを廻りこむように設けられた階段。回遊性のある廻り廊下。そして弘前公園の緑を取り入れる大開口。いかに気持ち良く働けるか、そして […]
前川國男 弘前市役所 弘前城追手門と呼応する水平に伸びた庇と柱・梁を表した外観
弘前市役所の庁舎です。昭和33年竣工の本館。右の打ち込みタイルの塔状建物は新歓です。弘前城のお濠に沿うような形で配置された本館は、2枚の大きくはね出した庇と、柱、梁をリズミカルにそのまま外観に表した意匠で、弘前城の追手門 […]
前川國男 弘前市民会館 光を受ける壁と吹抜け大ホール
ホール棟の方に向かいます。内部は入れなかったのですが、ホワイエはガラス越しに見れました。 まず、長いエントランスポーチから玄関に入ります。そこは低い天井のまま。光を受ける壁からは室内に反射光が差し込み、2階へと向かう大 […]
前川國男 弘前市民会館 重厚で存在感のあるコンクリートの階段
階段を見れば、設計者の好みやデザインの基がわかります。弘前市民会館の階段はコンクリート。でも正面から見ると、向こうが透けているので、野暮ったさは微塵もかんじません。重厚感があり、その存在感があればこそこの吹抜けホールがグ […]
前川國男 弘前市民会館 囲まれた落ち着きのある吹抜けホール
さて、まずは管理棟へ向かいます。 このエントランスポーチは天井が低いのですが、両側が抜けていてなかなか気持ち良い。 ヒューマンスケール。この低く抑えられた導入部が次の感動を呼び起こします。 管理棟は、いくつかの会議室、 […]
前川國男 弘前市民会館 コンクリート打ち放しの環境に溶け込む建築
弘前市民会館です。管理棟とホール棟の2つのボリュームを長いエントランスポーチがつなぐ構成です。この長いエントランスポーチの上も通路として利用でき、廻りの自然を思いっきり楽しむことができます。久しぶりに見るコンクリート […]
前川國男 弘前こぎん研究所(木村産業研究所) 曲面壁のある貴賓室
こぎん研究所の平面図です。 1階のガラスホール、バルコニーがやはり目玉ですが、しっかりピロティーや屋上庭園も設けられており、実にシンプルながらも奥の深い平面図なんです。この図面だけではやはり建築の空気感はわかりません […]
前川國男 弘前こぎん研究所(木村産業研究所) 前川圀男プチ博物館
白い空間の中に黒い床そして黒い手すり笠木の階段がありそこを昇ります。 踊場は、2階からの光が入り、明るい階段となっています。 階段の蹴上寸法は小さく、昇りやすい階段 2階は広めのホール状となっているので、開放感があります […]
前川國男 弘前こぎん研究所(木村産業研究所)細いスチールサッシの明るい開口部
さて、中にはいります。この建物のメインはやはりこのエントランス部分。跳ね出した回廊バルコニーの真ん中の吹き抜け部分から沢山の光がエントランスホールへと注ぎ込まれます。 正面のガラス大開口。スチールサッシのラインは細く、シ […]