佐賀県立博物館 コンクリート造、PC造そして鉄骨造の混構造によって生み出される、ダイナミックな空間
佐賀県立博物館です。 竣工は1969年 設計は第一工房と構造設計の内田祥哉氏 日本モダニズム建築DOCOMOMOにも選定されている建物 広い佐賀城公園の一画にこの建物は、浮いたように存在しています。 遠くから目を引くのは […]
高千穂渓谷 高度な土木技術のアーチ橋
宮崎県の高千穂渓谷です。 谷から吹いてくる風は心地よい。 水の流れ、滝のしぶき、緑の匂い 癒されます。 渓谷に架かる美しい橋。 日本の誇る土木技術が光ります。
有田焼 源右衛門窯 重なる水平方向の瓦屋根と、力強い垂直方向のレンガの煙突のバランスが素晴らしい。
有田焼では有名な源右衛門窯です。 入口から見える、アイストップの壁には陶器がちりばめられていました。 石積みの基礎、その上の美しい板張りの壁、白い漆喰の壁、そして瓦屋根で構成された建物。壁と屋根の接合部は、曲面の左官技術 […]
嬉野温泉大正屋(7)本館客室 掘りごたつのような縁側的スペースのある客室
嬉野温泉大正屋の本館客室。 一番最初にできた建物の上部にある客室です。 大きな縁側が取れるスケールが無く、しかも他とは違う落ち着いた場を作るための工夫がなされています。 玄関部分。やはり一段上がって靴を脱いで寛ぐというス […]
嬉野温泉大正屋(6) 離れ1階の「山楽」の間 「萩」の間 「水晶」の間
嬉野温泉大正屋の客室で、吉村順三の心地よい建築空間を体感できるのは、やはり離れの棟だと思います。 美しく、手入れの行き届いた庭園中庭を囲むように配置された離れ。 沢山の客室があり、その間取りも様々。そこから見える景色も様 […]
嬉野温泉大正屋(5)吉村順三設計の離れ 特別室衆芳亭
大正屋さんの3つの棟の中で、宿泊をお勧めなのは、中庭を囲むように配置された離れの棟です。 そのなかで、他の建物と少し離れて建てられた平屋が、「衆芳亭」 10畳と8畳の和室、それにソファーが置かれた小さなリビングスペ […]
嬉野温泉大正屋(4) 雪見障子の変化(バリエーション)を楽しむ
障子という建具は、強い光を柔らかい光に変えてくれる光のフィルター。 この嬉野温泉大正屋の東館客室の和室に設えた障子も見事です。 この東館の部屋には自然の庭は無く、バルコニーに上手く造園がなされています。 その向こうは市 […]
嬉野温泉大正屋(3) 東館 吉村順三の弟子板垣弥也氏の設計の部屋
大正屋は、本館、離れそして東館という構成で、時代と共に増築されてきました。 東館は、吉村順三の弟子でもある板垣弥也氏の設計。 中庭に面する離れとは異なり、市街地の方向に向く配置なので、外部とのつながりがなかなか難しい建物 […]
嬉野温泉 大正屋(2) 窓一杯に拡がる緑 2階ティールーム
嬉野温泉大正屋。 1階の赤い絨毯のロビーから進みますと、階段室になります。 半階上がって、ティールームや宴会場へと向かうまっすぐな動線と、ぐるりを回り込んで下の階へと降りる階段が重なるスペース。 その階段を真っすぐ半階 […]
嬉野温泉 大正屋 吉村順三設計の心地よい空間
佐賀県嬉野温泉にある、温泉旅館大正屋。設計は吉村順三。 とにかく心地よい空間が拡がっていました。 大きな吹き抜けとかダイナミックな空間というのは無いのですが、自然と見事に溶け込むデザインは圧巻です。 心地よさの根拠は、ヒ […]
丘を黄色に染める下北半島横浜町の菜の花
春の風物詩ともいえる菜の花畑 日本一の栽培量を誇る、青森下北半島 横浜町の菜の花 5月初旬が最も咲き乱れる時期です。 畑といえどもかなり広い面積で栽培されているので、黄色い丘があちこちに拡がります。 なかなか美しい光景で […]
虎屋本店(3) 地下ギャラリーで見ることができる、羊羹のデザイン
羊羹と言えば、黒い四角い形をした、しっかりした味のお菓子。というイメージですがとんでもございません。 型に流しいれて作る羊羹には、いろいろなデザインがなされています。 したがって型もいろいろあり、この型を作っている職人 […]