白井晟一 練馬の住宅杉浦邸 外部と内部の床が連続する開口部
kw最初は昨日の続きの階段の図面
非常に昇りやすい階段でした。
階段はホールと呼ばれる床の仕様が違うスペースにあります。
その階段ホールの脇の廊下を進むと大きな和室があります。
リビング、階段ホール、廊下、和室の関係はこの図面で。
廊下から襖を開けて入った和室。その和室から廊下を見返したもの
右が庭が見える開口部
建築家白井晟一が設計した住宅の床と外部空間との関係を見事に表している開口部。白井晟一は、外部と内部をスムーズにつながるように、外部の床のレベルと室内の床のレベルをできる限り同じレベルになるように工夫を重ねています。
この杉浦邸においても、室内と外部の段差はできる限りとらない。
床がそのまま外部に流れるように工夫しています。
その開口部にはガラスサッシ、障子、網戸、簾戸が入り、壁に収納されます。
和室には力強い床の間も