高知城歴史博物館 高知城が目の前に見える展望バルコニーと階段室
高知城の目の前にあるだけに、このお城を如何に景色として取り込むかがこの建物の大きなコンセプトだったと思います。ここでは、移動手段としての階段室をお城側に設け、そこに菱形の開口部、これは構造的にも有効に働いていますが、そ […]
高知城歴史博物館 土佐の歴史がわかる新しい博物館
高知城のすぐ傍に完成した高知城歴史博物館 黒い板の高知城に合わせて外観もコンクリート打ち放しのグレーと黒サッシ、城壁の石積みからイメージした石の外壁で構成されています。 外の景色を採り入れる為の開口部は、連続する菱形の造 […]
高知県庁舎 岸田日出刀設計のモダニズム建築
戦争中の日本に建築のモダニズムをもたらした建築家岸田日出刀の設計による高知県庁舎です。岸田日出刀といえば、東大教授で、丹下さんや前川さんの恩師。 直線による日本の古建築を評価し、力強い直線によるモダニズム建築を設計し、ま […]
水盤のある散策できる中庭 牧野富太郎記念館展示館
さて、牧野富太郎記念館の展示館の中庭には、美術家田窪恭治氏の作品感覚細胞があります。丁度雨が降っていました。有機的は、植物と水平で静かな水盤のコントラストが良いですね。 屋根の雨を受ける樋の下の水盤もまた良し。 敷地の勾 […]
天井から光を通す、明るい渡り廊下 牧野富太郎記念館
牧野富太郎記念館は、2つの建物からなりますが、その2つを繋いでいるのが長い渡り廊下。斜面に沿って、歩いていきます。渡り廊下は鉄骨造で屋根を支えるのは木造。屋根は透明で、光を通す明るい廊下です。 ここでも沢山の植物達が迎え […]
鉄骨の柱、コンクリートの壁、木集成材の屋根のハイブリッド構造で構成された楕円形の建物
さてさて、このような楕円形の建物を木の梁を表しながらどうやって実際に作り上げたのでしょうか?直線の連続で曲面を作るとなると、全て木造でもできますが。曲面の壁となるとなかなか難しい。この牧野富太郎記念館では、コンクリートを […]
竹の中庭を楕円の建物が囲む 牧野富太郎記念館本館
牧野富太郎記念館は、本館と展示館の二つの建物からなり、その間を長い回廊でつなげています。本館には牧野富太郎の蔵書をはじめ、植物学の研究施設などが入ります。楕円の建物の真ん中は、中庭になっていて、まっすぐに伸びる竹林になっ […]
植物が好きになる牧野富太郎記念館
高知で、次に訪れたのは植物分類学の父である牧野富太郎の業績を顕彰するために開園した高知県立牧野植物園です。この中に建築家内藤廣氏設計の牧野富太郎記念館があります。 まずはエントランス。 美しいオカメザサの刈り込みが目に […]
水の音がかすかに聞こえる心落ち着く納骨堂 竹林寺納骨堂
内部へと入っていきます。 スロープを下ります。真ん中が廊下で、両側に納骨堂。真ん中あたりに入口があり、中に入って亡くなった方にお参りします。屋根からのかすかな間接光が廊下をほのかに明るくします。正面の壁は杉板。その両側 […]
竹林寺納骨堂の低い屋根がかかる半外部空間
さて、中に入っていきます。まず、本堂の中に入る前にこの柱と屋根で構成された半外部の空間へ。そこは、ストックホルムで見たアスプルンドの森の礼拝堂を彷彿させる場でありました。亡くなった人と会う前に、ここで少し間を置く。廻 […]
四国霊場第31番札所竹林寺の納骨堂を訪ねる。気持ちが変わるアプローチ
四国の高知県にやってきました。高地市にあるお遍路さんが訪れる四国霊場31番札所竹林寺にまずは行ってみました。あいにくの雨空ですが、それだけに雰囲気がある場所です。 まずは門をくぐりますが、これがまた遠近感、階段のずれた配 […]
世田谷の小さな美術館 村井正誠記念美術館
世田谷の等々力駅から歩いてすぐのところに、小さな美術館があります。抽象絵画の芸術家村井正誠の記念美術館。もともとあった木造のアトリエを解体して、その木造の材を適所に使うと共に、アトリエ自体は、そのままこの四角い箱の中に納 […]