聖クララ教会

沖縄 聖クララ教会(1) 築60年のコンクリートの教会 DOCOMOMO建築

1958年竣工のこの教会は、沖縄の与那原の高台に建っています。設計者はアメリカの設計事務所SOMで設計をしていた片岡献氏。 低く抑えられたコーナーエントランスから中に入ると、白い壁と穴あきコンクリートブロックの壁で構成さ […]

ザ・リッツカールトン沖縄(2) 青いタイルのプールと寛げるプールサイドライブラリー

ザ・リッツカールトンの敷地はかなりの高低差があり、その高低差を利用しながら建物が配置されています。 エントランスホールのレベルから下がったところにプライベートプールを配置。 ここから見ると、建物は琉球石灰岩の基壇の上に建 […]

ザ・リッツカールトン沖縄 水盤に浮かぶ建築

部瀬名の山川にあるザ・リッツカールトン沖縄。 高級リゾートホテルですが、何よりも行き届いたサービスに定評があります。 ホテルはサービスと言いますが、ホテルに入ってから出るまで、いかに心地よくゲストが過ごせるか、特にリゾー […]

ホテルムーンビーチ(2)テラスからのグリーンが南国らしさを醸し出す。

中央階段の今の滝のような植栽は、完成当時な無く、各階にあるプランターに、植えられていました。 仕上げも、厳しいコストの関係から打ち放し。安藤さんの綺麗なコンクリートではなくて、やりはなしのような仕上げだったそうです。 そ […]

ホテルムーンビーチ 建物の真ん中を突き抜ける吹抜け 沖縄リゾートホテルの先駆者

沖縄の恩納村にあるホテルムーンビーチ。ホテル建設は1975年。沖縄リゾートホテルの先駆者であるプライベートビーチを持つ、リゾートホテルです。設計は沖縄の大手設計事務所国建の國場幸房氏。 ムーンビーチという名前は、夜に月の […]

沖縄中城城跡(2) カーブを描く美しい琉球石灰岩の石積

一の郭(くるわ)から二の郭へ移る城壁に放たれたアーチの開口部。 アーチから見た二の郭部分 二の郭 アーチ開口部がある一の郭と二の郭を仕切る壁 崖に沿いながらカーブを持つ見事な城壁が設けられています。 二の郭から三の郭を見 […]

沖縄世界遺産 中城(なかぐすく)城跡 琉球石灰岩の城壁

沖縄本島に残る古琉球時代(14世紀前半から17世紀初頭までの沖縄の歴史区分名)の遺跡で、その状態が良く、今も残されている中城城跡。規模も大きく、その琉球王国の繁栄を今に伝えます。 かつて貿易が盛んにおこなわれていた屋宜の […]

沖縄中村家住宅 と 山の斜面に残されたコンクリートの廃墟

沖縄の伝統的住宅を今に残す中村家住宅。 玄関前の壁ヒンプンは、母屋と外周を廻る壁との間に設けられた壁で台風による強い風は、屋根へ、弱い風は母屋の奥へと導く役目があります。 また、魔除けという意味もあります。 で、中村家の […]

今帰仁村中央公民館(2) 風が抜ける会議室 風土に根差した建築

沖縄の風土に根差した建築。象設計集団が設計した今帰仁村中央公民館です。 大きな屋根の下には、いくつかの会議室、和室等室内諸室がありますが、その間にも半外部の会議室があり、 そこも有効に使われています。 こちらが、半外部空 […]

沢山の柱が並ぶ大きな屋根をもつ建築 今帰仁村中央公民館

沖縄本島の名護市から車で30分ほど北に進んだところに今帰仁村があり、そこの公民館を訪ねました。 設計は象設計集団。 真ん中の広い芝生の庭を囲むように赤い柱が沢山並び、大きなコンクリートの有機的な形態の屋根がその上に載りま […]

名護市庁舎(2) アサギが散りばめられた風が抜ける市庁舎

こちらは、市街地、駐車場側から見た外観。こちら側も海側ファサードと同じように外部階段が外観上のアクセントになっています。 壁面に沿いながら、外部階段で一気に屋上まで登れます。 最上部から見た名護市庁舎。 名護市庁舎には沖 […]

沖縄の風土に溶け込んだ名護市庁舎 シーサーが守る建築

沖縄の名護市の市庁舎。公開コンペで1等をとったのは、象設計集団とアトリエ・モビル。その市庁舎の建物は、ここ沖縄の風土や 街並み、歴史を踏まえた優れた建築です。 設計コンセプトは、沖縄の街や風土に溶け込み庁舎と街が連続する […]