渡邊翁記念会館

山口宇部市 渡邊翁記念会館(3) ワクワクする階段アプローチ

2階のホワイエへと上がる階段です。 階段の両側には、天井までのガラスブロックが用いられており、柔らかい光が注がれます。 戦前でこの新しいデザインですから恐れ入ります。 今のガラスブロックは、改修されたもので、オ […]
渡邊翁記念館

山口宇部市 渡邊翁記念会館(2) 玄関廻りに見るドイツ表現主義

正面玄関です。 両側の壁には、宇部の工業を担った炭鉱夫のレリーフが掘られています。 正面右側のレリーフ 正面左側のレリーフ 竣工時は、こちらに出入り口がありました。当時は、下駄履きの人がほとんど。そのためここから入って一 […]
渡邊翁記念館

山口宇部市 渡邊翁記念会館 村野藤吾の出世作

山口県宇部市にある、渡邊翁記念会館です。 1935年着工、1937年竣工 大戦前の建物です。宇部市も戦災を受けましたが、この建物は奇跡的に残り、今もその姿を見せてくれます。 国指定重要文化財であり、近代化産業遺産にもなっ […]
浦辺鎮太郎の世界

浦辺鎮太郎の世界(6)モダン建築からポストモダン建築へ

さて、浦辺さんのブログも今日が一応最後。 展示館をじっくり見せてもらい、初めて建築家浦辺鎮太郎の歴史、作品を知った部分も多く、非常に刺激になりました。 1人の建築家が何を思い、どういう思考から建築を生み出していったかは、 […]
浦辺鎮太郎の世界

建築家浦辺鎮太郎の世界(5)白黒の建築から赤白の建築へ。

1966年に浦辺建築事務所として本格的に建築家としての仕事を進めていきます。 これは倉敷における公共工事の倉敷文化センター(現倉敷公民館)1969年竣工 壁庇デザインに変わって浦辺の設計に多用される蔵を思わせる屋根デザイ […]
浦辺鎮太郎

建築家浦辺鎮太郎の世界 模型が語る浦辺ワールド

今回の浦部鎮太郎の仕事展では各地の学生たちが制作した多くの建築模型が展示されていました。 この建築模型を眺めるだけで楽しい展示会でした。 こちらは日本工芸館。 スケール感がいいですよね。 地上からピロティーのように建物が […]
愛染園女子単身者住宅

建築家浦辺鎮太郎の世界(3) 壁庇の展開

さて、今年最初のブログは、昨年からの続き、浦辺鎮太郎の世界から。 日本工芸館の外壁では倉敷モデュール、壁庇を用いたデザインで浦辺鎮太郎の建築が始まったわけですが、それがどんどんと展開されていきます。 こちらは、壁庇を5層 […]
浦辺鎮太郎の世界

建築家浦辺鎮太郎の世界(2)独特の壁庇デザイン

RC-60型と呼ばれた倉敷レーヨン社員のための定式化された家族寮の外観写真 1階のピロティーを構成する壁、打ち放しの梁と柱、飛び出した庇。 コンクリートの重厚感が感じられるように、開口部を6角形でデザインしてあります。コ […]
浦辺鎮太郎の仕事

建築家浦辺鎮太郎の世界(1) メモが書き込まれたノート

今月中まで横浜のレンガ倉庫で開催されていた「建築家浦辺鎮太郎の仕事」を見て感じたことなどを、ざっくり載せてみたいと思います。 横浜ではM&M展(村野藤吾&槇文彦展)が行われていましたが、同時に横浜レンガ倉庫では倉敷を中心 […]
村野藤吾展

村野藤吾展 旧横浜生糸検査所 

横浜馬車道の旧横浜生糸検査所で行われている村野藤吾展です。 たくさんの模型や、旧横浜市庁舎の村野デザインを細かく説明されているなかなか面白い展示会でした。(写真撮影は下記の1か所のみ可) 行われたのは旧横浜生糸検査所。 […]

横浜旧第一銀行横浜支店 美しくされた内部 槇文彦展

横浜馬車道の旧第一銀行横浜支店で開催中の槇文彦展を覗いてみました。 私たちの時代から先端を走ってこれらた槇さん。大好きな建築のひとつである青山のスパイラルは、今だまったく色あせていませんし 代官山集合住宅も素晴らしい街並 […]
旧第一銀行

横浜BankART Temporary M meets M(村野藤吾展・槇文彦展)旧第一銀行横浜支店

横浜桜木町、馬車道に完成した横浜新市庁舎。 旧市庁舎は村野藤吾設計、新市庁舎は槇文彦設計。 ということで、偉大な建築家の2人の展覧会が、今横浜のBankART TemporaryとBankuART KAIKOで行われてい […]