今読んでいる本1 ある日の村野藤吾
村野藤吾さんの建築は今みても本当にカッコよく、見習うべきところも多くいつも感動しています。ご本人の本も読みましたが、普段はどのような建築家だったのか。雲の上にいるような存在なのでその内的なものまではなかなか解らなかったの […]
盛岡市 岩手教育会館 菊竹清訓の軽快な内部ディテール
外部足元回りがごついですし、上部は軽快ですし、はたして内部はどんな感じなんでしょうか。 階段上ってまず、手に触る手すりを見ますと、手の触れるところが木。支えとなる部分は細いスチールの軽快なものでした。綺麗な曲線で上ってい […]
盛岡市 岩手教育会館 菊竹清訓のコンクリート打ち放し
荒い力強いコンクリートの足元部分。 どうしてそのように感じるのでしょうか。 一般的には柱と言えば、スーと伸びる四角い角柱なんですが、この岩手教育会館の柱は、四角い角柱の上に更に柱型の荒々しい表面仕上げの付いた四角柱が取り […]
盛岡市 岩手教育会館 菊竹清訓の迫力建築
事務所とホールを備えた岩手教育会館です。迫力あるコンクリートの仕上げによる低層部分、金属外壁のモダンな中高層階、裏に回れば大きなコンクリートの塊のホール部分。これらをぎゅっとくっつけた建物なんですが、迫力があるんです。 […]
村野藤吾模型展 目黒美術館 感動を呼ぶ模型郡
軽快な建物、重厚感溢れる建物とその範囲はとても広いわけですが、何か共通の手触り感というか、職人技が感じられます。水平垂直のモダンな建築には無い手の暖かみみたいなものを、どの建築からも感じ取れます。そのプロポーションもあり […]
村野藤吾模型展 目黒美術館 多様性に驚き
建築家村野藤吾の建物の模型展が目黒美術館で行われています。 これだけ沢山の建築を手掛けたのかと思うと、気の遠くなるような作業量ですが とにかく足を運んだ甲斐があった展覧会でした。 写真や実物は見れても、鳥の目で建物はみれ […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 人に優しい曲面手すりの階段
村野さんの階段はいつも感心させられますが、こちらの階段も美しく優しいものでした。手すりは人と建物がふれる部分なので、その手触りが建物の質を表していると言っても過言ではありません。木の手すりはあくまでも握りやすく、そして滑 […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 我が家のような客室
廊下を通り、客室へ。 中は、まるで木造住宅のような自分の家に帰ってきたような落ち着いた感じでした。 和風旅館ということかな。 開口部は2方向開けていて、障子が入り、畳の部屋でコーナーには床の間がきちんと設置されているんで […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 見え隠れする廊下
先ほどのロビーから廊下を伝い客室に向かいます。 中庭に面する窓には簾がかかっていて、視線は庭へと自然に注がれます。 中庭は長方形なので、廊下も単純に直線かと考えがちですが、そこは村野建築。歩いていても飽きさせません。 突 […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 小川白楊の岩の庭に開いた中庭
コーナー部分からホールを見返したショットです。 壁で囲まれた部分は落ち着きがあり、開口部からは、水平方向に展開する内部空間が見え、拡がりを感じ、細かい造作には職人さんの技術が見え隠れし、さりげない感じなのですが、そこには […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 モダン数寄屋で囲まれた中庭
内部に足を踏み込みますと、自然視線は右の明るい開口部へと向きます。 そこにあるのは、石畳みの上にお銚子と徳利を表した芝の中庭 中庭ですから建物に囲まれているわけですが、その距離と建物、庭の大きさのバランスがもうこれしかな […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 村野藤吾の現代数寄屋建築
長年行ってみたかった京都都ホテルの別邸佳水園に行きました。 建築家村野藤吾のモダン数寄屋の代表作の一つで、1959年の作。 まずは、ホテル本館の7階までEVで上がり、そこからアプローチを歩いて、門に辿り着きます。ここま […]