名護市庁舎再び
昨年の夏に訪問して以来の名護市庁舎
名建築は、何度訪れても良いものです。
この迫力は、不変ですね。いつも感動をもらえます。
アサギテラスは風が抜けて気持ち良い
ずっとパースペクティブに視界が伸びていくので、拡がりを感じます。
斜路も健在
さて、昨年と比べて気が付いたのは、建物の外壁に鎮座していた多くのシーサーが取り外されていたこと。
よくよく建物を見てみますと、コンクリートがはがれて、中の鉄筋がむき出しになり錆びているところがちらほら見られました。
確かに、この建物も海のすぐ近くにあり台風にもいつもさらされる大変環境的にも厳しい条件に建っています。
1981年に竣工して早くも38年。塩害の影響から、シーサーが落下したこともあり、安全の為に3月にすべて撤去されたそうです。
シーサーは竣工当時56体あり、56の集落の56人の職人さんにより建立されたそうで、市を今まで守り続けてきたのですが、
安全には代えられない。
今のところもう一度載せる計画は無いということですが、まずは建物本体を補修して安全性を確保し、その後またシーサーの
雄姿を見てみたいと思います。