ガーデニングも楽しめる中庭を囲む廻廊デッキ

この家の中心は何と言いましても中庭。1階はこの中庭をエントランスアプローチから眺める庭として、そしてメインベッドルームから見て、土と楽しむ庭としての役割があります。2階はこの中庭の廻りをぐるりと廻れるプランにしま […]

掘り炬燵のある和室 畳に座って中庭のもみじを楽しむ

和室はゲストの寝室にも使えるように設計しましたが、掘り炬燵もありますし、掘り炬燵式カウンターがある書院も設けることで、冬の家族を囲んでの鍋や、一人物書きができる勉強部屋としても使えます。和室は中庭を眺められる位置に配置し […]

リビング・ダイニングが見渡せ、手元を隠すハイカウンターのあるキッチン  ブビンガのパネル

さてキッチンなんですが、作業台の一部をオープンカウンターとし、作業中もリビングやダイニングを見渡せるようにしました。リビング側から見た時に、カウンターで手元は見えませんし、バックカウンターの電気器具も見えない位置に配 […]

創業100年の藤森鉄平石の自然石小端積み 地球のかけらを積み込む

ここで、この鉄平石のお話。この石は、長野県諏訪市にある創業100年藤森鉄平石株式会社の石を使いました。鉄平石はおおよそ2400万年前に八ヶ岳のマグマによって形成されたと言われています。火成岩の中でも比較的浅い場所で冷えて […]

鉄平石の壁 木の天井 カリンの床 木製サッシで囲まれた落ち着くダイニング

このリビング・ダイニングをどのようにデザインするかが、一番のテーマでした。中庭の緑はいつも目に入るようにしたいし、鉄平石の強く厚い壁に守られるように過ごしたい。石は地球の一部なので見ていても、触っていてもどこか落ち着きま […]

中庭の緑を楽しむリビング 断熱を考慮した木製サッシ

私が設計する建物では予算が許す限り木製サッシを使うようにしています。木製サッシの良いところは、そのフレームの存在感がまずひとつ。額縁のように太いサッシ枠は、風景を取り込み、一つの絵のように見えるからです。外と内を分ける存 […]

光を採り入れ、風を通す階段 緩く昇りやすい階段

さて、階段を昇ります。トップライトからの光が壁を沿うように落ちてきます。 上を見上げると屋根まで吹抜けているので、高さをここで感じます。小林秀幹氏の手すりも気持ち良い。 2階に上がって階段振り返ったところ。カウンターの先 […]

木の天井 石の床 珪藻土の壁 自然素材で囲まれた玄関ホール

中庭はこの建物の中心。 アプローチはこの中庭を見ながら進むのですが、1階のベッドルームからもこの中庭が見えるように配置しました。 写真右手の木製サッシ引き戸がベッドルームの開口部。 奥のベッドルームからは、この中庭を介 […]

鉄平石の壁と床 木天井で囲まれ 中庭を見ながら進む玄関アプローチ

私が設計する建物で、一番の肝と思い考えるのが外と内の接する場所です。特に外から帰ってきて、中へと入る部分には時間をかけて案を練ります。敷地が小さくなかなかそんなスペースを取れない場合でもちょっとしたバッファーゾーンを作る […]

文京区本郷の家 石貼りの外壁と木ルーバーを持つ外観

フランクロイドライトのヘーガン邸(ケンタックノブ)は、石積みされた壁の上に木造の壁、庇のある大きな屋根が載る建物ですが、こんな石と木で組み立てられ、緑も感じられる心からリラックスできて気持ちの良い家に住みたいというオーナ […]

アトリエBOCO 鉄の作家 小林秀幹の世界 鉄の芸術的な手すり

建築と人が触れるところ。それはまず床です。だから床の素材にはこだわりますよね。というのも人の感覚というのは言葉では言えないほど繊細なので、肌が接する部分に関しては、物の良し悪しや、柔らかさ、素材の持つ優しさ、暖かさがだれ […]

国立新美術館 黒川紀章の自由なファサード

日展が行われていたのは六本木にある新国立美術館です。何度か行きましたが、今回改めて体感し、設計者の自由な発想が解ったような気がしました。 大きな展示空間は四角い箱で、それが横に繋がっています。そのスクエアーなマッスな空間 […]