庭が内部化された茶室

洋館と和館の合体。 昔建てられた和風の建築を一部解体して、新しい家を増築してつなげるという計画が始まりましたが、その連続性を考えているところです。この家のように洋館と和館はデザイン的にもまったく異なるものを、エイ!とつな […]

障子と、スリガラスの入った窓のダブルスキン 日本の文様

和館の開口部です。 外部のガラスの入った窓と、障子の組み合わせですが、その外側の窓にも格子が美しく組まれ、その中にスリガラスがはめ込まれています。 障子の格子とスリガラスの格子のダブルスキン。 入る光も柔らかく、空気も […]

上げ下げ窓がある眺望の良い応接とピアノが置かれたサロン

通常は、応接やサロンといった部屋は、1階に置かれたことが多かった洋館ですが、この旧田中家住宅ではお客様をもてなす部屋は眺望を考慮して3階に設けられました。眺望といえば大切なのが窓。できるかぎり大きな開口も部屋に設けていま […]

旧田中家住宅 3階までのびる立体階段

旧田中家住宅は、商売をやっていたので洋館玄関は、お店の構えをしています。 4枚の引き戸は大きな間口を作ります。 玄関廻りの煉瓦の外壁 お店の構えの玄関。神棚が据えられ、ここは、日本のお店のデザイン 玄関はいってすぐの […]

埼玉川口市の邸宅 旧田中家住宅を訪れる

埼玉県川口市にある田中家住宅です。洋館と和館の折衷様式。大通りに面する側に見えるのはは、3階建ての洋館。外部の仕上げは、イギリス積みの煉瓦で、開口部廻りには左官による枠化粧を施し、垂直方向を意識させるデザインになって […]

表参道CICADA 中庭を抜ける風が気持ち良い

いよいよゴールデンウイークですね。外を歩いていても湿度は低いし、太陽の光も心地よい。新緑も目に優しく、綺麗です。ぶらっと表参道から青山を歩きました。前から行ってみたかったCICADAでランチ。中庭の樹木の新緑が、心地よい […]

春間近の谷川岳 美しい光が注ぐドームのトンネル

谷川岳の積雪もここのところの暖かさで、だいぶ溶けてきました。こちらでは、長い冬が終わり、そろそろ春という感じです。雪解け水が川に注ぎ込み、清らかな豊かな水となって流れていきます。 水上インターを降りて、湯檜曽を超えて谷川 […]

土佐四万十川に架かる沈下橋  洪水から橋を守る知恵

四国高知の旅も今日が最後です。最後の清流四万十川。私が育った兵庫県の町にも川があり、そこで魚を獲ったりして遊んだ覚えがあります。川は人にとって欠かせない自然からの贈り物。清らかな流れが、これからもずっと受け継がれていって […]

高知県竜串海岸 海の浸食でできた生き物のような岩たち

海の博物館は竜串の海岸に行く途中にありますが、その美しい海岸まで行ってみました。海の浸食によって、軸線があるこのように、海の方向性を表現しているような岩達。クジラのお腹のようにも見えます。透明度も良く、とても綺麗な海岸。 […]

貝の殿堂 海のギャラリー 光の階段をのぼる

1階の海の底から、光が注ぎ込む2階へあがる階段。丁度光が注ぎ込み、海の中から海面に向かうような感覚です。光の階段。 2階にあがりますと、三角屋根の構造がそのまま室内空間となっている展示空間に出ます。トップライトの軸の直 […]

海のギャラリー 海の底にいるような貝の博物館 ドコモモ100に選ばれた感動の空間

さて、中へと進みます。 入り口部分には、この建物がDOCOMOMO(文化遺産としてもモダニズム建築)に選定されているという表示がありました。すぐれたデザイン、近代建築の時代を造り出した歴史に刻まれるべきモダニズム建築も次 […]

高知県竜串 海のギャラリー コンクリートの2つの折版屋根が見事な貝の博物館

今回の建築の旅で最も感動した建物が、この海の博物館です。設計は林雅子。 地元の洋画家黒原和男氏の貝の膨大なコレクションを一般に公開するために造られた貝の博物館。場所は、高知県の景観名所でもある竜串海岸に向かう途中にありま […]